- 1月の第3次産業活動指数は、前月比上昇
- 業種ごとの動向
- 『対個人/対事業所サービス』の動向
- 『製造業/非製造業依存型事業所向けサービス』の動向
- 『非選択的/し好的個人向けサービス』の動向
- 1月時点の基調判断は、「一部に足踏みがみられるものの、持ち直しの動き」に据え置き
1月の第3次産業活動指数は、前月比上昇
2026年1月の第3次産業活動指数(サービス産業活動)は、指数値106.3、前月比1.7%と3か月ぶりの上昇となりました。
これまでの第3次産業活動指数は、2025年7月、8月は上昇、9月は低下、10月は上昇、11月、12月は低下と推移する中で、2026年1月は、「生活娯楽関連サービス」、「不動産業」が低下した一方、「情報通信業」、「小売業」などの業種が上昇したことから、全体として3か月ぶりの上昇となりました。

業種ごとの動向
1月の業種別の動きをみると、10業種中、8業種が前月比上昇、2業種が同低下となりました。
1月は「生活娯楽関連サービス」、「不動産業」が低下した一方、「情報通信業」、「小売業」などの業種が上昇したことから、全体として上昇となりました。

「情報通信業」は、前月比4.0%と上昇しました。内訳業種では「情報サービス業」、「インターネット附随サービス業」などが上昇に寄与しました。また、「小売業」も、前月比4.8%と上昇しました。内訳業種では「自動車小売業」、「飲食料品小売業」などが上昇に寄与しました。一方で、「生活娯楽関連サービス」は、前月比マイナス2.0%と低下しました。内訳業種では「娯楽業」、「自動車整備業(家庭用車両)」が低下に寄与しました。また、「不動産業」は前月比マイナス0.7%と低下しました。内訳業種では、「不動産取引業」が低下に寄与しました。

『対個人/対事業所サービス』の動向
サービス産業活動指数は、大きく「広義対個人サービス(以下対個人サービス)」と「広義対事業所サービス(以下対事業所サービス)」に分けることができます。
1月は、対個人サービスが、指数値106.7、前月比1.0%と2か月ぶりの上昇、対事業所サービスが、指数値105.9、同2.6%と3か月ぶりの上昇となりました。

『製造業/非製造業依存型事業所向けサービス』の動向
対事業所サービスは、製造業の取引先が多いか、そうでないかによって、「製造業依存型」と「非製造業依存型」に分けることができ、それぞれの指数を計算しています。
1月は、製造業依存型事業所向けサービスが前月比1.0%、非製造業依存型事業所向けサービスが同3.4%となり、ともに上昇しました。

『非選択的/し好的個人向けサービス』の動向
対個人サービスは、生活必需的な性質で変動が相対的に少ないと考えられる「非選択的サービス」と、選択性が高く所得環境や経済情勢等の影響を受けやすいと考えられる「し好的サービス」に分けられ、それぞれの指数も計算しています。
1月は、非選択的サービスが前月比1.7%、し好的サービスが同1.4%となり、ともに上昇しました。

1月時点の基調判断は、「一部に足踏みがみられるものの、持ち直しの動き」に据え置き
1月の第3次産業活動指数は、「生活娯楽関連サービス」、「不動産業」が低下した一方、「情報通信業」、「小売業」などの業種が上昇したことから、全体として前月比1.7%と、3か月ぶりの上昇となりました。
また、第3次産業全体としては持ち直しの動きが見られる一方で、小売業など一部で足下の動きに足踏みがみられるなど、引き続き注視が必要です。
こうした状況も踏まえ、第3次産業活動指数の1月の基調判断については、「一部に足踏みがみられるものの、持ち直しの動き」に据え置きます。
なお、今後は、物価上昇による取引量への影響などについて、注視してまいります。
- 結果概要のページ
- https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/sanzi/result-1.html
- 参考図表集
- https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/sanzi/result/reference/slide/result-sanzi-sanko-202601.html
- マンガ「就職にも使える!第3次産業活動指数」
- https://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikaisetsu/slide/20160405ita_manga2016.html