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延長産業連関表

2-1.情報関連品目の生産増が国内生産に及ぼした影響


 95年の年間を通じ生産が好調であったパーソナルコンピュータ、携帯電話関連、半導体集積回路及び半導体製造装置の95年と94年との生産増分が、国内産業に及ぼした影響は、次のとおり。
  1. 国内全産業の生産額を4.3兆円(93年価格)誘発し、
  2. GDPベースにして0.4%(同)押し上げる効果があった。
(1) 飛躍的に生産を延ばした95年の情報関連品目
  1. (ア)パーソナルコンピュータは、前年比71.5%増の643万台
  2. (イ)携帯電話は、  同90.6%増の956万台──┐
  3. (ウ)固定通信装置は、同38.5%増の13.1万台──┼── 携帯電話関連品目
  4. (エ)符号伝送装置は、同27.2%増の14.2万台──┘
  5. (オ)半導体集積回路は、同13.3%増の224億個
  6. (カ)半導体製造装置の販売額は、同56.4%増の1兆0067億円
  7. 資料:(ア)〜(オ):機械統計月報(通産省)
  8.    (カ)  :(社)日本半導体製造装置協会
パソコンと携帯電話の生産台数の推移

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(2) 生産誘発額は4.3兆円、GDPを0.4%押し上げる効果
(10億円,93年価格)
品目 A
生産増加額
B
産業への
生産誘発額
C=A+B
総効果
C/A
パーソナルコンピュータ 887.7 875.7 1763.4 2.0
携帯電話関連品目 488.4 623.3 1111.7 2.3
半導体製造装置 363.2 272.1 635.3 1.7
半導体集積回路 414.9 454.9 869.8 2.1
情報関連品目合計 2154.2 2115.3 4269.5  
(注)各品目を個別に外生化して計算したので、半導体集積回路が重複計算される分を除去する調整をした
  1. (ア)生産誘発された生産額は4.3兆円で、93年の総生産額の0.5%に相当する。
  2. (イ)付加価値誘発額は1兆8,669億円で、93年の付加価値額の0.4%に相当する。
情報関連品目が各産業に及ぼした影響分析結果

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