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海外現地法人四半期調査

4.貿易取引

第7表. 国内本社企業の貿易取引の動向 (単位:百万円、%、ポイント)
  輸出入額 前年同期比 前期比 来期の見通し(DIの前期比増減)
9年1-3月期 9年10-12月期 10年1-3月期 10年1-3月期 10年1-3月期 10年1-3月期 10年4-6月期
輸出 r 9,017,437 9,306,019 p 9,658,437 p 7.1 p 3.8 ▲ 10.8 p ▲ 6.5
輸入 r 2,248,238 2,338,929 p 2,166,198 p ▲ 3.6 p ▲ 7.4 ▲ 9.9 p ▲ 10.9
 輸出一輸入 r 6,769,199 6,967,090 p 7,492,239 p 10.7 p 7.5      
現地法人向け輸出 r 3,793,680 4,081,838 p 4,388,437 p 15.7 p 7.5      
現地法人から輸入 r 669,714 737,669 p 716,770 p 7 p ▲ 2.8      
 輸出一輸入 r 3,123,966 3,344,169 p 3,671,667 p 17.5 p 9.8      
輸出に占める現地法人向けの割合 r 42.1 43.9   45.4              
輸入に占める現地法人からの割合 r 29.8 31.5   33.1              

(1) 輸出入の状況

  •  本社企業の輸出高合計は、9兆6584億円で前年同期比 7.1%の増加となり、国内売上高の減少を下支えした形となった。業種別にみると、食料品・たばこ、窯業・土石を除く11業種で増加した。
  •  輸入高合計は、2兆1662億円で前年同期比▲ 3.6%の減少となった。業種別にみると、化学等4業種で減少した。
  •  平成10年4~6月期の見通しをDIの前期比でみると、輸出高▲ 6.5ポイント(▲ 0.8→▲ 7.3)、輸入高▲10.9ポイント(▲ 0.2→▲11.1)となっており、輸出入とも増加を見込む本社企業の割合は減少している。業種別にみると、輸出高は輸送機械等7業種で減少、輸入高は輸 送機械等9業種で減少となっている。

(2) 海外現地法人との企業内取引の状況

  •  本社企業が有する海外現地法人向けの輸出高合計は、4兆3884億円で前年同期比 15.7%増加し、本社企業の輸出に占める割合は、45.4%で前年同期に比べ 3.3ポイント拡大した。
  •  海外現地法人からの輸入高合計は、本社企業の輸入高が減少しているのと対照的に、7168億円と前年同期比 7.0%の増加となった。
     また、本社企業の輸入に占める海外現地法人からの輸入の割合は、33.1%で前年同期に比べ 3.3ポイント拡大した。
  •  海外現地法人との輸出入収支は3兆6717億円の輸出超過で、前年同期比17.5%の増加となった。業種別にみると、電気機械と輸送機械で超過額が大きく、この2業種で輸出超過額合計の87.4%を占めている。

第7図. 業種別の本社企業の輸出入額と現地法人との取引
第7図. 業種別の本社企業の輸出入額と現地法人との取引

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最終更新日:2007.10.1
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