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- 鉱工業指数(IIP)
- 集計結果又は推計結果
- 結果の概要
鉱工業指数(鉱工業生産・出荷・在庫指数、製造工業生産能力・稼働率指数、製造工業生産予測指数)
集計結果又は推計結果
結果の概要
【最新プレス情報 平成25年4月分速報】(平成25年5月31日発表)
- 生産は緩やかな持ち直しの動き -
- 今月は、生産、出荷、在庫、在庫率とも上昇であった。
- 製造工業生産予測調査によると、5月横ばいの後、6月は低下を予測している。
- 総じてみれば、生産は緩やかな持ち直しの動きがみられる。
項 目 | 季節調整済指数 | 原指数 | ||
---|---|---|---|---|
指 数 | 前月比(%) | 指 数 | 前年同月比(%) | |
生 産 | 91.9 | 1.7 | 87.9 | ▲2.3 |
出 荷 | 93.4 | 1.1 | 87.7 | ▲1.7 |
在 庫 | 103.4 | 0.6 | 98.8 | ▲5.6 |
在庫率 | 120.2 | 0.5 | 118.2 | ▲2.4 |
注)▲はマイナスを示す。
1. 4月の生産・出荷・在庫動向
- 生産
4月の生産は、前月比1.7%の上昇と5か月連続の上昇(前年同月比は▲2.3%の低下)となり、指数水準は91.9(季節調整済)となった。 生産の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、電子部品・デバイス工業、精密機械工業等であった。品目別にみると、普通乗用車、モス型半導体集積回路(メモリ)、アクティブ型液晶素子(大型)の順に上昇に寄与している。
- 出荷
4月の出荷は、前月比1.1%の上昇と3か月連続の上昇(前年同月比は▲1.7%の低下)となり、指数水準は93.4(季節調整済)となった。 出荷の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、金属製品工業、精密機械工業等であった。
- 在庫
4月の在庫は、前月比0.6%の上昇と2か月連続の上昇(前年同月比▲5.6%の低下)となり、指数水準は103.4(季節調整済)となった。 在庫の上昇に寄与した業種は、電子部品・デバイス工業、精密機械工業、鉄鋼業等であった。
4月の在庫率は、前月比0.5%の上昇と7か月ぶりの上昇(前年同月比は▲2.4%の低下)となり、指数水準は120.2(季節調整済)となった。
2. 製造工業生産予測調査
製造工業生産予測調査によると、5月は前月比0.0%の横ばい、6月は同▲1.4%の低下を予測している。 5月は、一般機械工業、電気機械工業等が上昇、輸送機械工業、その他等が低下であった。6月の低下は、輸送機械工業、鉄鋼業、紙・パルプ工業等による。
4月の実現率は0.1%、5月の予測修正率は0.5%となった。
平成25年4月 | 平成25年5月 | 平成25年6月 | |
---|---|---|---|
平成25年4月調査 | 0.8 | ▲0.3 | |
平成25年5月調査 | 0.0 | ▲1.4 |
注)▲はマイナスを示す。
3. まとめ
4月の生産は、前月比1.7%の上昇となった。また、製造工業生産予測調査によると5月横ばいの後、6月は低下を予測している。 総じてみれば、生産は緩やかな持ち直しの動きがみられる。
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(生産・出荷・在庫・在庫率指数、製造工業生産予測指数、稼働率・生産能力指数等)