- 統計
- 鉱工業指数(IIP)
- 集計結果又は推計結果
- 結果の概要
鉱工業指数(鉱工業生産・出荷・在庫指数、稼働率・生産能力指数、製造工業生産予測指数)
集計結果又は推計結果
結果の概要
【最新プレス情報 平成25年5月分速報】(平成25年6月28日発表)
- 生産は緩やかな持ち直しの動き -
- 今月は、生産、出荷が上昇、在庫、在庫率は低下であった。
- 製造工業生産予測調査によると、6月低下の後、7月は上昇を予測している。
- 総じてみれば、生産は緩やかな持ち直しの動きがみられる。
項 目 | 季節調整済指数 | 原指数 | ||
---|---|---|---|---|
指 数 | 前月比(%) | 指 数 | 前年同月比(%) | |
生 産 | 97.8 | 2.0 | 93.1 | ▲1.0 |
出 荷 | 96.6 | 0.8 | 91.5 | ▲2.3 |
在 庫 | 107.1 | ▲0.3 | 106.4 | ▲2.7 |
在庫率 | 104.9 | ▲2.1 | 111.9 | ▲5.1 |
注)▲はマイナスを示す。
1. 5月の生産・出荷・在庫動向
- 生産
5月の生産は、前月比2.0%の上昇と4か月連続の上昇(前年同月比は▲1.0%の低下)となり、指数水準は97.8(季節調整済)となった。 生産の上昇に寄与した業種は、はん用・生産用・業務用機械工業、電気機械工業、化学工業(除.医薬品)等であった。品目別にみると、蒸気タービン部品、ボイラ部品、水管ボイラの順に上昇に寄与している。
- 出荷
5月の出荷は、前月比0.8%の上昇と3か月ぶりの上昇(前年同月比は▲2.3%の低下)となり、指数水準は96.6(季節調整済)となった。 出荷の上昇に寄与した業種は、電子部品・デバイス工業、石油・石炭製品工業、電気機械工業等であった。
- 在庫
5月の在庫は、前月比▲0.3%の低下と2か月ぶりの低下(前年同月比▲2.7%の低下)となり、指数水準は107.1(季節調整済)となった。 在庫の低下に寄与した業種は、石油・石炭製品工業、電子部品・デバイス工業、パルプ・紙・紙加工品工業等であった。
5月の在庫率は、前月比▲2.1%の低下と2か月連続の低下(前年同月比は▲5.1%の低下)となり、指数水準は104.9(季節調整済)となった。
2. 製造工業生産予測調査
製造工業生産予測調査によると、6月は前月比▲2.4%の低下、7月は同3.3%の上昇を予測している。 6月の低下は、輸送機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業、その他等による。7月の上昇は、はん用・生産用・業務用機械工業、輸送機械工業、その他等による。
5月の実現率は▲1.4%、6月の予測修正率は▲0.9%となった。
平成25年5月 | 平成25年6月 | 平成25年7月 | |
---|---|---|---|
平成25年5月調査 | 2.2 | ▲2.9 | |
平成25年6月調査 | ▲2.4 | 3.3 |
注)▲はマイナスを示す。
3. まとめ
5月の生産は、前月比2.0%の上昇となった。また、製造工業生産予測調査によると、6月低下の後、7月は上昇を予測している。 総じてみれば、生産は緩やかな持ち直しの動きがみられる。
ダウンロードのご案内
- プレスの配布冊子
- 鉱工業指数に関連する時系列データ等のダウンロード(システムの都合上、更新はExcelが優先されます)
(生産・出荷・在庫・在庫率指数、製造工業生産予測指数、稼働率・生産能力指数等) - 過去のプレス発表概要