経済産業省
文字サイズ変更

鉱工業指数(鉱工業生産・出荷・在庫指数、生産能力・稼働率指数、製造工業生産予測指数)

集計結果又は推計結果


結果の概要

【最新プレス情報 平成25年6月分速報】(平成25年7月30日発表)

- 生産は緩やかな持ち直しの動き -

  • 今月は、生産、出荷が低下、在庫は横ばい、在庫率は上昇であった。
  • 製造工業生産予測調査によると、7月上昇の後、8月は低下を予測している。
  • 総じてみれば、生産は緩やかな持ち直しの動きがみられる。
平成22年=100
項 目 季節調整済指数 原指数
指 数 前月比(%) 指 数 前年同月比(%)
生 産 94.5 ▲3.3 96.9 ▲4.8
出 荷 93.5 ▲3.4 96.3 ▲5.3
在 庫 107.0 0.0 105.7 ▲2.9
在庫率 110.9 5.8 108.6 ▲0.7

   注)▲はマイナスを示す。

1. 6月の生産・出荷・在庫動向

  1. 生産

     6月の生産は、前月比▲3.3%の低下と5か月ぶりの低下(前年同月比は▲4.8%の低下)となり、指数水準は94.5(季節調整済)となった。 生産の低下に寄与した業種は、輸送機械工業、電子部品・デバイス工業、はん用・生産用・業務用機械工業等であった。品目別にみると、普通乗用車、駆動伝導・操縦装置部品、蒸気タービン部品の順に低下に寄与している。

  2. 出荷

     6月の出荷は、前月比▲3.4%の低下と2か月ぶりの低下(前年同月比は▲5.3%の低下)となり、指数水準は93.5(季節調整済)となった。 出荷の低下に寄与した業種は、輸送機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業、電子部品・デバイス工業等であった。

  3. 在庫

     6月の在庫は、前月比0.0%の横ばい(前年同月比は▲2.9%の低下)となり、指数水準は107.0(季節調整済)となった。 鉄鋼業、非鉄金属工業、石油・石炭製品工業等が上昇し、輸送機械工業、電気機械工業、窯業・土石製品工業等が低下した。

     6月の在庫率は、前月比5.8%の上昇と3か月ぶりの上昇(前年同月比は▲0.7%の低下)となり、指数水準は110.9(季節調整済)となった。

2. 製造工業生産予測調査

 製造工業生産予測調査によると、7月は前月比6.5%の上昇、8月は同▲0.9%の低下を予測している。 7月の上昇は、はん用・生産用・業務用機械工業、輸送機械工業、電子部品・デバイス工業等による。8月の低下は、輸送機械工業、化学工業、はん用・生産用・業務用機械工業等による。

 6月の実現率は▲1.4%、7月の予測修正率は1.7%となった。

製造工業生産予測調査 (季節調整済前月比(%))        平成22年=100
平成25年6月 平成25年7月 平成25年8月
平成25年6月調査 ▲2.4  3.3
平成25年7月調査  6.5 ▲0.9

      注)▲はマイナスを示す。

3. まとめ

 6月の生産は、前月比▲3.3%の低下となった。また、製造工業生産予測調査によると、7月上昇の後、8月は低下を予測している。 総じてみれば、生産は緩やかな持ち直しの動きがみられる。

ダウンロードのご案内

ページのトップへ戻る

Adobe Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

最終更新日:2013.7.30
経済産業省 〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1 代表電話 03-3501-1511
Copyright Ministry of Economy, Trade and Industry. All Rights Reserved.