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鉱工業指数(鉱工業生産・出荷・在庫指数、生産能力・稼働率指数、製造工業生産予測指数)

集計結果又は推計結果


結果の概要

【最新プレス情報 平成25年7月分速報】(平成25年8月30日発表)

- 生産は緩やかな持ち直しの動き -

  • 今月は、生産、出荷、在庫が上昇、在庫率は低下であった。
  • 製造工業生産予測調査によると、8月、9月とも上昇を予測している。
  • 総じてみれば、生産は緩やかな持ち直しの動きがみられる。
平成22年=100
項 目 季節調整済指数 原指数
指 数 前月比(%) 指 数 前年同月比(%)
生 産 97.7 3.2 103.8 1.6
出 荷 94.9 1.3 101.0 0.7
在 庫 108.6 1.5 109.3 ▲2.8
在庫率 110.5 ▲0.5 110.0 ▲4.2

   注)▲はマイナスを示す。

1. 7月の生産・出荷・在庫動向

  1. 生産

     7月の生産は、前月比3.2%の上昇と2か月ぶりの上昇(前年同月比は1.6%の上昇)となり、指数水準は97.7(季節調整済)となった。 生産の上昇に寄与した業種は、はん用・生産用・業務用機械工業、電子部品・デバイス工業、輸送機械工業等であった。品目別にみると、モス型半導体集積回路(メモリ)、デジタル伝送装置、軽乗用車の順に上昇に寄与している。

  2. 出荷

     7月の出荷は、前月比1.3%の上昇と2か月ぶりの上昇(前年同月比は0.7%の上昇)となり、指数水準は94.9(季節調整済)となった。 出荷の上昇に寄与した業種は、はん用・生産用・業務用機械工業、電子部品・デバイス工業、鉄鋼業等であった。

  3. 在庫

     7月の在庫は、前月比1.5%の上昇と3か月ぶりの上昇(前年同月比は▲2.8%の低下)となり、指数水準は108.6(季節調整済)となった。 在庫の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業、鉄鋼業等であった。

     7月の在庫率は、前月比▲0.5%の低下と2か月ぶりの低下(前年同月比は▲4.2%の低下)となり、指数水準は110.5(季節調整済)となった。

2. 製造工業生産予測調査

 製造工業生産予測調査によると、8月は前月比0.2%の上昇、9月は同1.7%の上昇を予測している。 8月の上昇は、情報通信機械工業、電子部品・デバイス工業、紙・パルプ工業等による。9月の上昇は、はん用・生産用・業務用機械工業、輸送機械工業、電子部品・デバイス工業等による。

 7月の実現率は▲1.3%、8月の予測修正率は▲0.2%となった。

製造工業生産予測調査 (季節調整済前月比(%))        平成22年=100
平成25年7月 平成25年8月 平成25年9月
平成25年7月調査  6.5 ▲0.9
平成25年8月調査  0.2  1.7

      注)▲はマイナスを示す。

3. まとめ

 7月の生産は、前月比3.2%の上昇となった。また、製造工業生産予測調査によると、8月、9月とも上昇を予測している。 総じてみれば、生産は緩やかな持ち直しの動きがみられる。

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最終更新日:2013.8.30
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