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鉱工業指数(鉱工業生産・出荷・在庫指数、生産能力・稼働率指数、製造工業生産予測指数)

集計結果又は推計結果


結果の概要

【最新プレス情報 平成25年8月分速報】(平成25年9月30日発表)

- 生産は緩やかな持ち直しの動き -

  • 今月は、生産が低下、出荷は上昇、在庫は低下、在庫率は上昇であった。
  • 製造工業生産予測調査によると、9月、10月とも上昇を予測している。
  • 総じてみれば、生産は緩やかな持ち直しの動きがみられる。
平成22年=100
項 目 季節調整済指数 原指数
指 数 前月比(%) 指 数 前年同月比(%)
生 産 97.2 ▲0.7 92.5 ▲0.2
出 荷 96.0 0.4 91.8 ▲0.8
在 庫 108.6 ▲0.1 109.8 ▲3.2
在庫率 112.3 1.6 117.5 ▲2.7

   注)▲はマイナスを示す。

1. 8月の生産・出荷・在庫動向

  1. 生産

     8月の生産は、前月比▲0.7%の低下と2か月ぶりの低下(前年同月比は▲0.2%の低下)となり、指数水準は97.2(季節調整済)となった。 生産の低下に寄与した業種は、はん用・生産用・業務用機械工業、化学工業(除.医薬品)、輸送機械工業等であった。品目別にみると、普通乗用車、モス型半導体集積回路(メモリ)、反応用機器の順に低下に寄与している。

  2. 出荷

     8月の出荷は、前月比0.4%の上昇と2か月連続の上昇(前年同月比は▲0.8%の低下)となり、指数水準は96.0(季節調整済)となった。 出荷の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、情報通信機械工業、金属製品工業等であった。

  3. 在庫

     8月の在庫は、前月比▲0.1%の低下と0.0をプラスとみれば3か月ぶりの低下、マイナスとみれば2か月ぶりの低下(前年同月比は▲3.2%の低下)となり、指数水準は108.6(季節調整済)となった。 在庫の低下に寄与した業種は、輸送機械工業、化学工業(除.医薬品)、はん用・生産用・業務用機械工業等であった。

     8月の在庫率は、前月比1.6%の上昇と2か月ぶりの上昇(前年同月比は▲2.7%の低下)となり、指数水準は112.3(季節調整済)となった。

2. 製造工業生産予測調査

 製造工業生産予測調査によると、9月は前月比5.2%の上昇、10月は同2.5%の上昇を予測している。 9月の上昇は、はん用・生産用・業務用機械工業、情報通信機械工業、輸送機械工業等による。10月の上昇は、はん用・生産用・業務用機械工業、輸送機械工業、電気機械工業等による。

 8月の実現率は▲3.7%、9月の予測修正率は▲0.3%となった。

製造工業生産予測調査 (季節調整済前月比(%))        平成22年=100
平成25年8月 平成25年9月 平成25年10月
平成25年8月調査  0.2  1.7
平成25年9月調査  5.2  2.5

      注)▲はマイナスを示す。

3. まとめ

 8月の生産は、前月比▲0.7%の低下となった。また、製造工業生産予測調査によると、9月、10月とも上昇を予測している。 総じてみれば、生産は緩やかな持ち直しの動きがみられる。

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最終更新日:2013.9.30
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