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鉱工業指数(鉱工業生産・出荷・在庫指数、生産能力・稼働率指数、製造工業生産予測指数)

集計結果又は推計結果


結果の概要

【最新プレス情報 平成25年9月分速報】(平成25年10月30日発表)

- 生産は持ち直しの動きで推移 -

  • 今月は、生産、出荷が上昇、在庫、在庫率は低下であった。
  • 製造工業生産予測調査によると、10月上昇の後、11月は低下を予測している。
  • 総じてみれば、生産は持ち直しの動きで推移している。
平成22年=100
項目 季節調整済指数 原指数
指数 前月比(%) 指数 前年同月比(%)
生産 98.5(   97.0)   1.5(▲ 0.9)  102.3 5.4
出荷 97.0(   95.5) 1.6(▲ 0.1)  103.1 4.7
在庫 108.3(  108.5) ▲ 0.2(▲ 0.2)  106.1 ▲ 3.5
在庫率 110.2(  112.5) ▲ 2.0(  1.8)  102.6 ▲ 7.0

注1:()内は前月における確報値・前月比。
注2:▲はマイナスを示す。

1. 9月の生産・出荷・在庫動向

  1. 生産

     9月の生産は、前月比1.5%の上昇と2か月ぶりの上昇(前年同月比は5.4%の上昇)となり、指数水準は98.5(季節調整済)となった。 生産の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、電子部品・デバイス工業、情報通信機械工業等であった。品目別にみると、普通乗用車、アクティブ型液晶素子(中・小型)、小型乗用車の順に上昇に寄与している。

  2. 出荷

     9月の出荷は、前月比1.6%の上昇と2か月ぶりの上昇(前年同月比は4.7%の上昇)となり、指数水準は97.0(季節調整済)となった。 出荷の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、石油・石炭製品工業、情報通信機械工業等であった。

  3. 在庫

     9月の在庫は、前月比▲0.2%の低下と2か月連続の低下(前年同月比は▲3.5%の低下)となり、指数水準は108.3(季節調整済)となった。 在庫の低下に寄与した業種は、石油・石炭製品工業、鉄鋼業、電気機械工業等であった。

     9月の在庫率は、前月比▲2.0%の低下と2か月ぶりの低下(前年同月比は▲7.0%の低下)となり、指数水準は110.2(季節調整済)となった。

2. 製造工業生産予測調査

 製造工業生産予測調査によると、10月は前月比4.7%の上昇、11月は同▲1.2%の低下を予測している。 10月の上昇は、はん用・生産用・業務用機械工業、情報通信機械工業、電気機械工業等による。11月の低下は、はん用・生産用・業務用機械工業、電気機械工業、情報通信機械工業等による。

 9月の実現率は▲1.4%、10月の予測修正率は0.7%となった。

製造工業生産予測調査 (季節調整済前月比(%))        平成22年=100
平成25年9月 平成25年10月 平成25年11月
平成25年9月調査  5.2  2.5
平成25年10月調査  4.7 ▲ 1.2

      注)▲はマイナスを示す。

3. まとめ

 9月の生産は、前月比1.5%の上昇となった。また、製造工業生産予測調査によると、10月上昇の後、11月は低下を予測している。 総じてみれば、生産は持ち直しの動きで推移している。

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最終更新日:2013.10.30
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