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- 鉱工業指数(IIP)
- 集計結果又は推計結果
- 結果の概要
鉱工業指数(鉱工業生産・出荷・在庫指数、製造工業生産能力・稼働率指数、製造工業生産予測指数)
集計結果又は推計結果
結果の概要
【最新プレス情報 平成25年10月分速報】(平成25年11月29日発表)
- 生産は持ち直しの動きで推移 -
- 今月は、生産、出荷が上昇、在庫、在庫率は低下であった。
- 製造工業生産予測調査によると、11月、12月とも上昇を予測している。
- 総じてみれば、生産は持ち直しの動きで推移している。
項目 | 季節調整済指数 | 原指数 | ||
---|---|---|---|---|
指数 | 前月比(%) | 指数 | 前年同月比(%) | |
生産 | 98.8( 98.3) | 0.5( 1.3) | 101.6 | 4.7 |
出荷 | 98.6( 96.9) | 1.8( 1.5) | 99.8 | 5.7 |
在庫 | 107.8( 108.3) | ▲ 0.5(▲ 0.2) | 109.2 | ▲ 4.0 |
在庫率 | 106.0( 110.1) | ▲ 3.7(▲ 2.1) | 105.6 | ▲ 9.9 |
注1:()内は前月における確報値・前月比。
注2:▲はマイナスを示す。
1. 10月の生産・出荷・在庫動向
- 生産
10月の生産は、前月比0.5%の上昇と2か月連続の上昇(前年同月比は4.7%の上昇)となり、指数水準は98.8(季節調整済)となった。 生産の上昇に寄与した業種は、はん用・生産用・業務用機械工業、電気機械工業、プラスチック製品工業等であった。品目別にみると、半導体製造装置、携帯電話、セパレート形エアコンの順に上昇に寄与している。
- 出荷
10月の出荷は、前月比1.8%の上昇と2か月連続の上昇(前年同月比は5.7%の上昇)となり、指数水準は98.6(季節調整済)となった。 出荷の上昇に寄与した業種は、はん用・生産用・業務用機械工業、輸送機械工業、化学工業(除.医薬品)等であった。
- 在庫
10月の在庫は、前月比▲0.5%の低下と3か月連続の低下(前年同月比は▲4.0%の低下)となり、指数水準は107.8(季節調整済)となった。 在庫の低下に寄与した業種は、化学工業(除.医薬品)、電子部品・デバイス工業、輸送機械工業等であった。
10月の在庫率は、前月比▲3.7%の低下と2か月連続の低下(前年同月比は▲9.9%の低下)となり、指数水準は106.0(季節調整済)となった。
2. 製造工業生産予測調査
製造工業生産予測調査によると、11月は前月比0.9%の上昇、12月は同2.1%の上昇を予測している。 11月の上昇は、はん用・生産用・業務用機械工業、鉄鋼業、その他等による。12月の上昇は電気機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業、輸送機械工業等による。
10月の実現率は▲2.5%、11月の予測修正率は▲0.4%となった。
平成25年10月 | 平成25年11月 | 平成25年12月 | |
---|---|---|---|
平成25年10月調査 | 4.7 | ▲ 1.2 | |
平成25年11月調査 | 0.9 | 2.1 |
注)▲はマイナスを示す。
3. まとめ
10月の生産は、前月比0.5%の上昇となった。また、製造工業生産予測調査によると、11月、12月とも上昇を予測している。 総じてみれば、生産は持ち直しの動きで推移している。
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(鉱工業生産・出荷・在庫指数、製造工業生産能力指数・稼働率指数、製造工業生産予測指数等) - 過去の公表概要