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鉱工業指数(鉱工業生産・出荷・在庫指数、製造工業生産能力・稼働率指数、製造工業生産予測指数)

集計結果又は推計結果


結果の概要

【最新プレス情報 平成25年11月分速報】(平成25年12月27日発表)

- 生産は持ち直しの動きで推移 -

  • 今月は、生産が上昇、出荷、在庫、在庫率は低下であった。
  • 製造工業生産予測調査によると、12月、平成26年1月とも上昇を予測している。
  • 総じてみれば、生産は持ち直しの動きで推移している。
平成22年=100
項目 季節調整済指数 原指数
指数 前月比(%) 指数 前年同月比(%)
生産 99.4(   99.3)  0.1(   1.0) 100.0  5.0
出荷 99.0(   99.1) ▲ 0.1(   2.3) 99.9  6.5
在庫 106.0(  108.0) ▲ 1.9(▲ 0.3) 108.7 ▲ 5.2
在庫率 104.5(  106.0) ▲ 1.4(▲ 3.7) 104.3 ▲ 11.2

注1:()内は前月における確報値・前月比。
注2:▲はマイナスを示す。

1. 11月の生産・出荷・在庫動向

  1. 生産

     11月の生産は、前月比0.1%の上昇と3か月連続の上昇(前年同月比は5.0%の上昇)となり、指数水準は99.4(季節調整済)となった。 生産の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、情報通信機械工業、化学工業(除.医薬品)等であった。品目別にみると、デスクトップ型パソコン、軽乗用車、半導体製造装置の順に上昇に寄与している。

  2. 出荷

     11月の出荷は、前月比▲0.1%の低下と3か月ぶりの低下(前年同月比は6.5%の上昇)となり、指数水準は99.0(季節調整済)となった。 出荷の低下に寄与した業種は、はん用・生産用・業務用機械工業、電子部品・デバイス工業、電気機械工業等であった。

  3. 在庫

     11月の在庫は、前月比▲1.9%の低下と4か月連続の低下(前年同月比は▲5.2%の低下)となり、指数水準は106.0(季節調整済)となった。 在庫の低下に寄与した業種は、輸送機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業、鉄鋼業等であった。

     11月の在庫率は、前月比▲1.4%の低下と3か月連続の低下(前年同月比は▲11.2%の低下)となり、指数水準は104.5(季節調整済)となった。

2. 製造工業生産予測調査

 製造工業生産予測調査によると、12月は前月比2.8%の上昇、平成26年1月は同4.6%の上昇を予測している。 12月の上昇は、電気機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業、情報通信機械工業等による。平成26年1月の上昇は、はん用・生産用・業務用機械工業、輸送機械工業、電子部品・デバイス工業等による。

 11月の実現率は▲1.7%、12月の予測修正率は▲1.1%となった。

製造工業生産予測調査 (季節調整済前月比(%))        平成22年=100
平成25年11月 平成25年12月 平成26年 1月
平成25年11月調査        0.9        2.1
平成25年12月調査        2.8        4.6

      注)▲はマイナスを示す。

3. まとめ

 11月の生産は、前月比0.1%の上昇となった。また、製造工業生産予測調査によると、12月、平成26年1月とも上昇を予測している。 総じてみれば、生産は持ち直しの動きで推移している。

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最終更新日:2013.12.27
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