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- 鉱工業指数(IIP)
- 集計結果又は推計結果
- 結果の概要
鉱工業指数(鉱工業生産・出荷・在庫指数、製造工業生産能力・稼働率指数、製造工業生産予測指数)
集計結果又は推計結果
結果の概要
【最新プレス情報 平成25年12月分速報】(平成26年1月31日発表)
- 生産は持ち直しの動きで推移 -
- 今月は、生産、出荷が上昇、在庫は低下、在庫率は上昇であった。
- 製造工業生産予測調査によると、1月、2月とも上昇を予測している。
- 総じてみれば、生産は持ち直しの動きで推移している。
項目 | 季節調整済指数 | 原指数 | ||
---|---|---|---|---|
指数 | 前月比(%) | 指数 | 前年同月比(%) | |
生産 | 100.3( 99.2) | 1.1(▲ 0.1) | 100.1 | 7.3 |
出荷 | 99.7( 99.1) | 0.6( 0.0) | 100.5 | 6.1 |
在庫 | 105.7( 106.1) | ▲ 0.4(▲ 1.8) | 105.8 | ▲ 4.3 |
在庫率 | 104.8( 104.7) | 0.1(▲ 1.2) | 101.6 | ▲ 11.0 |
注1:()内は前月における確報値・前月比。
注2:▲はマイナスを示す。
1. 12月の生産・出荷・在庫動向
- 生産
12月の生産は、前月比1.1%の上昇と2か月ぶりの上昇(前年同月比は7.3%の上昇)となり、指数水準は100.3(季節調整済)となった。 生産の上昇に寄与した業種は、はん用・生産用・業務用機械工業、金属製品工業、電子部品・デバイス工業等であった。品目別にみると、アクティブ型液晶素子(中・小型)、数値制御ロボット、非標準変圧器の順に上昇に寄与している。
- 出荷
12月の出荷は、前月比0.6%の上昇と4か月連続の上昇(前年同月比は6.1%の上昇)となり、指数水準は99.7(季節調整済)となった。 出荷の上昇に寄与した業種は、電気機械工業、金属製品工業、非鉄金属工業等であった。
- 在庫
12月の在庫は、前月比▲0.4%の低下と5か月連続の低下(前年同月比は▲4.3%の低下)となり、指数水準は105.7(季節調整済)となった。 在庫の低下に寄与した業種は、鉄鋼業、輸送機械工業、繊維工業等であった。
12月の在庫率は、前月比0.1%の上昇と4か月ぶりの上昇(前年同月比は▲11.0%の低下)となり、指数水準は104.8(季節調整済)となった。
2. 製造工業生産予測調査
製造工業生産予測調査によると、1月は前月比6.1%の上昇、2月は同0.3%の上昇を予測している。 1月の上昇は、はん用・生産用・業務用機械工業、輸送機械工業、電気機械工業等による。2月の上昇は、はん用・生産用・業務用機械工業、金属製品工業、電子部品・デバイス工業等による。
12月の実現率は▲1.8%、1月の予測修正率は▲0.5%となった。
平成25年12月 | 平成26年 1月 | 平成26年 2月 | |
---|---|---|---|
平成25年12月調査 | 2.8 | 4.6 | |
平成26年 1月調査 | 6.1 | 0.3 |
注)▲はマイナスを示す。
3. まとめ
12月の生産は、前月比1.1%の上昇となった。また、製造工業生産予測調査によると、1月、2月とも上昇を予測している。 総じてみれば、生産は持ち直しの動きで推移している。
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