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- 鉱工業指数(IIP)
- 集計結果又は推計結果
- 結果の概要
鉱工業指数(鉱工業生産・出荷・在庫指数、製造工業生産能力・稼働率指数、製造工業生産予測指数)
集計結果又は推計結果
結果の概要
【最新プレス情報 平成26年1月分速報】(平成26年2月28日発表)
- 生産は持ち直しの動きで推移 -
- 今月は、生産、出荷が上昇、在庫、在庫率は低下であった。
- 製造工業生産予測調査によると、2月上昇の後、3月は低下を予測している。
- 総じてみれば、生産は持ち直しの動きで推移している。
項目 | 季節調整済指数 | 原指数 | ||
---|---|---|---|---|
指数 | 前月比(%) | 指数 | 前年同月比(%) | |
生産 | 104.1( 100.1) | 4.0( 0.9) | 96.4 | 10.6 |
出荷 | 105.0( 99.9) | 5.1( 0.8) | 95.5 | 9.0 |
在庫 | 104.6( 105.6) | ▲ 0.9(▲ 0.5) | 109.9 | ▲ 3.7 |
在庫率 | 98.7( 104.6) | ▲ 5.6(▲ 0.1) | 110.9 | ▲ 12.8 |
注1:()内は前月における確報値・前月比。
注2:▲はマイナスを示す。
1. 1月の生産・出荷・在庫動向
- 生産
1月の生産は、前月比4.0%の上昇と2か月連続の上昇(前年同月比は10.6%の上昇)となり、指数水準は104.1(季節調整済)となった。 生産の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業、化学工業(除.医薬品)等であった。品目別にみると、普通乗用車、半導体製造装置、駆動伝導・操縦装置部品の順に上昇に寄与している。
- 出荷
1月の出荷は、前月比5.1%の上昇と5か月連続の上昇(前年同月比は9.0%の上昇)となり、指数水準は105.0(季節調整済)となった。 出荷の上昇に寄与した業種は、はん用・生産用・業務用機械工業、輸送機械工業、情報通信機械工業等であった。
- 在庫
1月の在庫は、前月比▲0.9%の低下と6か月連続の低下(前年同月比は▲3.7%の低下)となり、指数水準は104.6(季節調整済)となった。 在庫の低下に寄与した業種は、鉄鋼業、情報通信機械工業、化学工業(除.医薬品)等であった。
1月の在庫率は、前月比▲5.6%の低下と5か月連続の低下(前年同月比は▲12.8%の低下)となり、指数水準は98.7(季節調整済)となった。
2. 製造工業生産予測調査
製造工業生産予測調査によると、2月は前月比1.3%の上昇、3月は同▲3.2%の低下を予測している。 2月の上昇は、電気機械工業、情報通信機械工業、電子部品・デバイス工業等による。3月の低下は、はん用・生産用・業務用機械工業、輸送機械工業、電気機械工業等による。
1月の実現率は▲0.7%、2月の予測修正率は0.3%となった。
平成26年 1月 | 平成26年 2月 | 平成26年 3月 | |
---|---|---|---|
平成26年 1月調査 | 6.1 | 0.3 | |
平成26年 2月調査 | 1.3 | ▲ 3.2 |
注)▲はマイナスを示す。
3. まとめ
1月の生産は、前月比4.0%の上昇となった。また、製造工業生産予測調査によると2月上昇の後、3月は低下を予測している。 総じてみれば、生産は持ち直しの動きで推移している。
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