経済産業省
文字サイズ変更

鉱工業指数(鉱工業生産・出荷・在庫指数、製造工業生産能力・稼働率指数、製造工業生産予測指数)

集計結果又は推計結果


結果の概要

【最新プレス情報 平成26年2月分速報】(平成26年3月31日発表)

- 生産は持ち直しの動きで推移 -

  • 今月は、生産、出荷、在庫が低下、在庫率は上昇であった。
  • 製造工業生産予測調査によると、3月上昇の後、4月は低下を予測している。
  • 総じてみれば、生産は持ち直しの動きで推移している。
平成22年=100
項目 季節調整済指数 原指数
指数 前月比(%) 指数 前年同月比(%)
生産 101.5(  103.9) ▲ 2.3(   3.8) 97.5 6.9
出荷 103.9(  105.0) ▲ 1.0(   5.1) 97.8  6.0
在庫 103.8(  104.6) ▲ 0.8(▲ 0.9) 107.3 ▲ 3.2
在庫率 100.6(   98.9)  1.7(▲ 5.4) 106.4 ▲ 8.8

注1:()内は前月における確報値・前月比。
注2:▲はマイナスを示す。

1. 2月の生産・出荷・在庫動向

  1. 生産

     2月の生産は、前月比▲2.3%と3か月ぶりの低下(前年同月比は6.9%の上昇)となり、指数水準は101.5(季節調整済)となった。 生産の低下に寄与した業種は、輸送機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業、情報通信機械工業等であった。品目別にみると、普通乗用車、駆動伝導・操縦装置部品、自動車用エンジンの順に低下に寄与している。

  2. 出荷

     2月の出荷は、前月比▲1.0%と6か月ぶりの低下(前年同月比は6.0%の上昇)となり、指数水準は103.9(季節調整済)となった。 出荷の低下に寄与した業種は、はん用・生産用・業務用機械工業、情報通信機械工業、輸送機械工業等であった。

  3. 在庫

     2月の在庫は、前月比▲0.8%と7か月連続の低下(前年同月比は▲3.2%の低下)となり、指数水準は103.8(季節調整済)となった。 在庫の低下に寄与した業種は、鉄鋼業、はん用・生産用・業務用機械工業、輸送機械工業等であった。

     2月の在庫率は、前月比1.7%と6か月ぶりの上昇(前年同月比は▲8.8%の低下)となり、指数水準は100.6(季節調整済)となった。

2. 製造工業生産予測調査

 製造工業生産予測調査によると、3月は前月比0.9%の上昇、4月は同▲0.6%の低下を予測している。 3月の上昇は、情報通信機械工業、電気機械工業、その他等による。4月の低下は、情報通信機械工業、その他、化学工業等による。

 2月の実現率は▲3.7%、3月の予測修正率は0.4%となった。

製造工業生産予測調査 (季節調整済前月比(%))        平成22年=100
平成26年 2月 平成26年 3月 平成26年 4月
平成26年 2月調査        1.3     ▲ 3.2
平成26年 3月調査        0.9     ▲ 0.6

      注)▲はマイナスを示す。

3. まとめ

 2月の生産は、前月比▲2.3%の低下となった。また、製造工業生産予測調査によると3月上昇の後、4月は低下を予測している。 総じてみれば、生産は持ち直しの動きで推移している。

ダウンロードのご案内

最終更新日:2014.3.31
経済産業省 〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1 代表電話 03-3501-1511
Copyright Ministry of Economy, Trade and Industry. All Rights Reserved.