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- 鉱工業指数(IIP)
- 集計結果又は推計結果
- 結果の概要
鉱工業指数(鉱工業生産・出荷・在庫指数、製造工業生産能力・稼働率指数、製造工業生産予測指数)
集計結果又は推計結果
結果の概要
【最新プレス情報 平成26年4月分速報】(平成26年5月30日発表)
- 生産は横ばい傾向 -
- 今月は、生産、出荷、在庫、在庫率とも低下であった。
- 製造工業生産予測調査によると、5月上昇の後、6月は低下を予測している。
- 総じてみれば、生産は横ばい傾向にある。
項目 | 季節調整済指数 | 原指数 | ||
---|---|---|---|---|
指数 | 前月比(%) | 指数 | 前年同月比(%) | |
生産 | 99.6( 102.2) | ▲ 2.5( 0.7) | 96.6 | 4.1 |
出荷 | 98.0( 103.2) | ▲ 5.0(▲ 0.2) | 93.4 | 2.4 |
在庫 | 105.2( 105.7) | ▲ 0.5( 1.4) | 100.5 | ▲ 1.9 |
在庫率 | 103.5( 105.4) | ▲ 1.8( 2.1) | 102.2 | ▲ 4.3 |
注1:()内は前月における確報値・前月比。
注2:▲はマイナスを示す。
1. 4月の生産・出荷・在庫動向
- 生産
4月の生産は、前月比▲2.5%と2か月ぶりの低下(前年同月比は4.1%の上昇)となり、指数水準は99.6(季節調整済)となった。 生産の低下に寄与した業種は、輸送機械工業、電子部品・デバイス工業、化学工業(除.医薬品)等であった。品目別にみると、普通乗用車、太陽電池セル、平版印刷(オフセット印刷)の順に低下に寄与している。
- 出荷
4月の出荷は、前月比▲5.0%と3か月連続の低下(前年同月比は2.4%の上昇)となり、指数水準は98.0(季節調整済)となった。 出荷の低下に寄与した業種は、はん用・生産用・業務用機械工業、化学工業(除.医薬品)、輸送機械工業等であった。
- 在庫
4月の在庫は、前月比▲0.5%と2か月ぶりの低下(前年同月比は▲1.9%の低下)となり、指数水準は105.2(季節調整済)となった。 在庫の低下に寄与した業種は、輸送機械工業、鉄鋼業、電子部品・デバイス工業等であった。
4月の在庫率は、前月比▲1.8%と3か月ぶりの低下(前年同月比は▲4.3%の低下)となり、指数水準は103.5(季節調整済)となった。
2. 製造工業生産予測調査
製造工業生産予測調査によると、5月は前月比1.7%の上昇、6月は同▲2.0%の低下を予測している。 5月の上昇は、はん用・生産用・業務用機械工業、電気機械工業、電子部品・デバイス工業等による。6月の低下は、輸送機械工業、電気機械工業、その他等による。
4月の実現率は▲1.9%、5月の予測修正率は▲0.4%となった。
平成26年 4月 | 平成26年 5月 | 平成26年 6月 | |
---|---|---|---|
平成26年 4月調査 | ▲ 1.4 | 0.1 | |
平成26年 5月調査 | 1.7 | ▲ 2.0 |
注)▲はマイナスを示す。
3. まとめ
4月の生産は、前月比▲2.5%の低下となった。また、製造工業生産予測調査によると5月上昇の後、6月は低下を予測している。 総じてみれば、生産は横ばい傾向にある。
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