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鉱工業指数(鉱工業生産・出荷・在庫指数、製造工業生産能力・稼働率指数、製造工業生産予測指数)

集計結果又は推計結果


結果の概要

【最新プレス情報 平成26年6月分速報】(平成26年7月30日発表)

- 生産は弱含みで推移 -

  • 今月は、生産、出荷は低下、在庫、在庫率は上昇であった。
  • 製造工業生産予測調査によると、7月、8月とも上昇を予測している。
  • 総じてみれば、生産は弱含みで推移している。
平成22年=100
項目 季節調整済指数 原指数
指数 前月比(%) 指数 前年同月比(%)
生産 96.7( 100.0) ▲ 3.3(   0.7) 100.1 3.2
出荷 95.2(  97.0) ▲ 1.9(▲ 1.0) 98.5 2.2
在庫 110.5( 108.4)    1.9(   3.0) 108.6 2.7
在庫率 111.6( 107.8)    3.5(   4.0) 109.9 1.2

注1:()内は前月における確報値・前月比。
注2:▲はマイナスを示す。

1. 6月の生産・出荷・在庫動向

  1. 生産

     生産は、前月比▲3.3%と2か月ぶりの低下(前年同月比は3.2%の上昇)となり、指数水準は96.7(季節調整済)となった。 生産の低下に寄与した業種は、輸送機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業、情報通信機械工業等であった。品目別にみると、普通乗用車、反応用機器、プラスチック製機械器具部品の順に低下に寄与している。

  2. 出荷

     出荷は、前月比▲1.9%と5か月連続の低下(前年同月比は2.2%の上昇)となり、指数水準は95.2(季節調整済)となった。 出荷の低下に寄与した業種は、輸送機械工業、鉄鋼業、情報通信機械工業等であった。

  3. 在庫

     在庫は、前月比1.9%と2か月連続の上昇(前年同月比は2.7%の上昇)となり、指数水準は110.5(季節調整済)となった。 在庫の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業、窯業・土石製品工業等であった。

     在庫率は、前月比3.5%と2か月連続の上昇(前年同月比は1.2%の上昇)となり、指数水準は111.6(季節調整済)となった。

2. 製造工業生産予測調査

 製造工業生産予測調査によると、7月は前月比2.5%の上昇、8月は同1.1%の上昇を予測している。 7月の上昇は、はん用・生産用・業務用機械工業、化学工業、その他等による。8月の上昇は、電子部品・デバイス工業、情報通信機械工業、電気機械工業等による。

 6月の実現率は▲2.3%、7月の予測修正率は▲1.3%となった。

製造工業生産予測調査 (季節調整済前月比(%))        平成22年=100
平成26年 6月 平成26年 7月 平成26年 8月
平成26年 6月調査     ▲ 0.7        1.5
平成26年 7月調査        2.5        1.1

      注)▲はマイナスを示す。

3. まとめ

 6月の生産は、前月比▲3.3%の低下となった。また、製造工業生産予測調査によると7月、8月とも上昇を予測している。 総じてみれば、生産は弱含みで推移している。

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最終更新日:2014.7.30
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