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- 第27回海外事業活動基本調査結果概要-平成8(1996)年度実績-
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3.海外現地法人の事業活動状況
海外事業活動基本調査
96年度の現地法人の事業活動は、総じて高水準を維持しているが、来年度以降については、97年度夏以降に発生したアジア通貨危機の影響が懸念されるところ。
- (4)設備投資・再投資の状況
- a.96年度の製造業現地法人設備投資は電気機械、輸送機械を中心に引き続き大幅な増加。 この結果、海外設備投資比率は17.7%(前年度12.4%)となった(図6)。
- b.アジアでは、依然ASEAN4のシェアが高いが、中国における設備投資がNIEs4を上回った。
- c.製造業現地法人における96年度の再投資は、2兆1415億円と高い収益力及び高水準を維 持している内部留保を背景に2年連続で過去最高水準を更新(図7)。特にアジア地域 における再投資(9428億円)は、同地域に対する我が国対外直接投資額(7466億円)を 上回った。
最終更新日:2007.10.1