国際産業連関表
統計の概要
統計の目的
日本の産業連関表の作成経験を活かして日本及び各国経済の相互依存関係を明らかにし、一国経済及びその変化が他の国にどのような影響を及ぼすのかについて、定量的に分析できる有力なツールとして利用されている。
統計の概要
日本及び相手国の産業連関表を利用し、日本及び相手国の産業部門分類の概念・定義をもとに作成した二国間もしくは多国間共通部門分類により非競争輸入型表にして取りまとめたものである。
統計の作成方法
- 日本及び相手国(日米表であれば米国)の共通部門分類の作成
- 日本表の事前加工
- 相手国表の事前加工
- 輸出及び輸入品需要先の推計
- 日本、相手国及びその他世界の交易部分の推計
- バランス調整
- 付帯表の作成
- 自部門投入の処理
統計の沿革
【統計開始年】
1985年
【統計の沿革】
政府機関としては世界で初めての試みとなる画期的な事業として、1986年度から1985年を対象年次とした国際産業連関表の作成事業を開始した。その後、1990年及び1995年を対象とした二国間国際産業連関表及び多国間国際産業連関表を順次公表してきた。近年では、2005年日米国際産業連関表、2007年日中国際産業連関表を作成・公表している。
統計の利活用事例
経済白書、通商白書など。
その他
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最終更新日:2013.5.20