工業統計調査
平成19年速報
平成20年10月10日公表・掲載
経済産業政策局調査統計部
はじめに
経済産業省は、我が国工業の実態を明らかにするため、毎年、全国の製造事業所を対象に工業統計調査を実施し、その結果を「工業統計表」として公表しています。
平成19年工業統計速報は、平成19年12月31日現在で実施した工業統計調査結果の主要項目について、産業別、従業者規模別、都道府県別に集計したものです。
工業統計表は、「産業編」、「品目編」、「市区町村編」、「工業地区編」、「用地・用水編」及び「企業統計編」の各編からなっており、今後、順次公表することとしております。これらの統計表が広く各方面で活用され、我が国工業の実態の解明と今後の発展に貢献できれば幸いです。
工業統計調査の実施に当たり、多大の御協力をいただきました全国の製造事業所の方々、調査に従事された工業統計調査員、工業統計調査指導員、市区町村及び都道府県の関係の方々に対し、深く感謝申し上げます。
また、今後の工業統計調査のより一層の充実、改善のため、御意見をいただければ幸いに存じます。
平成19年工業統計速報(要旨)
- 事業所数は2年ぶりの減少、従業者数は2年連続の増加、
出荷額は327兆円、付加価値額は104兆円 -
本要旨は、平成19年12月31日現在で実施した工業統計調査結果(4人以上の事業所)のうち、
従業者10人以上の製造事業所についてとりまとめたものである。
<全体の動向>
・事業所数は2年ぶりの減少、従業者数は2年連続の増加
・製造品出荷額等は327兆円、輸送用機械、一般機械、化学、食料品、鉄鋼、電子部品・デバイスなどが上位を占める
・付加価値額は104兆円、輸送用機械、一般機械、化学、食料品、電子部品・デバイスなどが上位を占める
・1事業所当たりの出荷額は23億円、従業者1人当たり付加価値額は1300万円
・有形固定資産投資総額は4年連続の増加
<都道府県別の動向>
・事業所数は全県で減少、従業者数は29県で増加
・製造品出荷額等の大きい県は、愛知、神奈川、静岡、大阪、兵庫
・製造品出荷額等第1位産業は、輸送用機械が12県、一般機械が10県、電子部品・デバイスが5県
<トピックス>
<事業所の開業・廃業・継続状況>
・平成19年の事業所数(14万795事業所)のうち、平成18年に存在した継続事業所は12万4580事業所
・開業等の事業所数は1332事業所、廃業等の事業所数は3711事業所

平成19年工業統計速報データ
- データは、マイクロソフトEXCEL形式です。圧縮ファイルは同データのZIP形式です。
- 平成10年の前年比等については、事業所の捕そくを行ったため、時系列を考慮したもので計算しています。
- また、平成14年において、日本標準産業分類の改定が行われたため、前年比・前回比については平成13年以前のデータを組み替えて計算している場合がありますのでご注意ください。日本標準産業分類の改定内容(製造業関係)についてはこちらからご覧ください。
- 平成16年の数値は「新潟県中越地震に伴う平成16年工業統計調査の捕捉調査」結果(一部推計を含む)を加えたものです。
- 平成19年の前年比等については、事業所の捕そくを行ったため、時系列を考慮したもので計算しています。また、製造業の実態を把握するため、調査項目を変更したことにより、前年の数値とは接続しない項目があります。
- ファイルが正常に開けない場合は「ファイル容量」をご確認願います。
統 計 表 | Microsoft Excel ファイル名(ファイル容量) |
---|---|
従業者4人以上の事業所の統計表 | h19s 4n.xls (XLS/950KB) |
従業者10人以上の事業所の統計表 | h19s 10n.xls (XLS/124KB) |
上記2ファイルZip形式で圧縮 | h19s all.zip (ZIP/203KB) |
平成19年工業統計速報 要旨、概況文のダウンロード
- 数値表については上記エクセルファイルをご利用ください。
- 要旨、本文(利用上の注意、概況文、トピックス)は「PDF形式」です。
- 要旨(h19s-ys.pdf)(130 KB)
- 本文(利用注、概況文、トピックス)(h19s-hb.pdf)(670 KB)
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