商業統計
【平成9年の卸売業・小売業の商店数と年間販売額の概況】(5/25)
4.卸売業のマージン率
・ 卸売業のマージン率((年間販売額-年間商品仕入額)÷年間販売額)は16.6%、前回差4.2ポイントの上昇。
・ 業種別にみると、20%超は、医薬品・化粧品等卸売業、再生資源卸売業、衣服・身の回り品卸売業、家具・建具・じゅう器卸売業、その他の機械器具卸売業、一般機械器具卸売業の6業種。
・ マージン率は、医薬品・化粧品等卸売業はじめ、各種商品卸売業、化学製品卸売業、農畜産物・水産物卸売業など11業種で上昇。なかでも医薬品・化粧品等卸売業は薬価基準の改定による仕入価格の低下、各種商品卸売業は企業再編に伴う流通経路の短縮化・効率化等から、大幅な上昇。
5.卸売業の開設年別商店数と年間販売額
商店数
・ 昭和29年以前の開設商店は約2割、なかでも総合商社の含まれる各種商品卸売業、食関連の食料・飲料卸売業、農畜産物・水産物卸売業や繊維品卸売業などが高い開設割合。
・ 昭和60年以降の開設商店は約26%、なかでも新製品の開発や新業態の登場などから、機械器具関連業種、医薬品・化粧品等卸売業、衣服・身の回り品卸売業などが高い開設割合。
最終更新日:2007.10.1