商業統計
【平成9年の卸売業・小売業の商店数と年間販売額の概況】(18/25)
【第4章 立地環境特性地区別にみた小売業】
1.特性地区別の商店数
・ 商店数は、商業集積地区が半分近く、次いで住宅地区がほぼ3割。
・ 小売商店数が減少するなか、地価の下落、規制緩和、街づくりなど、商業地域の整備・拡大などにより、商業集積地区、オフィス街では小幅な減。
・ 商業集積地区、オフィス街地区の割合は、拡大傾向。

2.特性地区別の年間販売額
・ 年間販売額は、商業集積地区がほぼ半分、次いで住宅地区が3割弱。構成比は、平成3年、6年、9年と、ほぼ同じ。
・ 商業集積地区、オフィス街地区、工業地区が増加、住宅地区、その他地区で減少しているものの、小幅な減。これは、消費者のライフスタイルの多様化などに対応し、中・大型店の郊外への立地や、コンビニなどの新業態の出店などが影響。

3.特性地区別の従業者規模別商店数
・ 中規模店(5~49人)、大規模店(50人以上)は、工業地区で高い割合。
・ 家族従業者によるパパママストアといわれる従業者1~2人規模商店の割合が高く、全地区とも4割超から6割近く。
最終更新日:2007.10.1