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- 平成9年商業統計 立地環境特性別統計編(小売業)確報
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商業統計
概要(14/65)
4.売場面積
-1商店当たりの売場面積は、全地区で拡大-
平成9年の全国の小売商店の売場面積は、1億2808万、前回比5.3%の増加であった。
(1)特性地区別の売場面積
- 1) 前回比をみると、商業集積地区が前回比8.9%の増加、工業地区が同14.8%の増加、オフィス街地区が同2.2%の増加、住宅地区が同2.0%の増加となったが、その他地区は同▲3.6%の減少であった。商業集積地区は小売商店全体売場面積の増加寄与の約85%を占めている。
- 2) 構成比をみると、商業集積地区が52.4%(前回差1.7ポイント拡大)と最も高く、次いで住宅地区が26.1%(同▲0.8ポイント縮小)、その他地区が12.6%(同▲1.1ポイント縮小)と、この3地区で小売商店の売場面積の約9割を占めている。
特性地区別の売場面積
(2)特性地区別の業種別売場面積
- 1) 前回比をみると、売場面積は織物・衣服・身の回り品小売業、家具・じゅう器・家庭用機械器具小売業で減少しているものの、その他の小売業、各種商品小売業、飲食料品小売業、自動車・自転車小売業では増加となった。
これを地区別にみると、商業集積地区、工業地区ではすべての業種で増加となった。住宅地区、オフィス街地区では家具・じゅう器・家庭用機械器具小売業、織物・衣服・身の回り小売業などが減少しているものの、飲食料品小売業、その他の小売業は増加となった。その他地区は各種商品小売業、その他の小売業が増加となったものの、それ以外の業種は減少となった。 - 2) 構成比をみると、商業集積地区では、各種商品小売業が27.6%と最も高く、次いで、飲食料品小売業が21.4%、その他の小売業が19.6%、織物・衣服・身の回り品小売業が19.1%となっている。商業集積地区以外の地区ではいずれも飲食料品小売業の割合が30~45%と最も高く、次いで、その他の小売業が25~30%、家具・じゅう器・家庭用機械器具小売業が10~20%となっている。
最終更新日:2010.11.2