地域間産業連関表
集計結果又は推計結果
正誤情報
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利用上の注意
- ○ 本結果表に記載された数値を他に転載するときは、「経済産業省:地域間産業連関表(平成12年は「試算地域間産業連関表」)」による旨を必ず明記のこと。
- ○ 平成12年試算地域間表について、平成7年地域間表までとほぼ同様の作業プロセスにより作成しているが、下記の3点で大きく異なるため注意されたい。
- 1) 平成12年地域内表から屑・副産物の扱いが「再生資源回収・加工処理」経由に変更となった点に対応
- 2) 平成7年表までは、全ての取引額セルで9地域の合計が全国表(中間製品などの地域表独自の部門・概念調整をしたもの)と完全一致していたが、平成12年は地域内表段階で完全整合を行っていないため、その分地域合計の値は全国の数値と差が出ている点
- 3) 最終的なバランス調整作業において、機械的な誤差調整を多用し、人的調整を極力減らしていることから、細部をみると誤差の配分先に偏りが生じている可能性がある点
用語の解説
- 移出
ある地域から他地域への販売。 - 移入
ある地域における他地域からの購入。 - 移出率
各行部門毎に[移出額÷域内生産額]の計算を行うことにより求められる。なお、地域産業連関表では定義的に再移出を認めない。 - 移入率
各行部門毎に[移入額÷域内総需要額]の計算を行うことにより求められる。これらを対角行列化したものをNで表す。 - 交易係数
域内需要総額に占める他地域からの供給額の比率である。例えば、1)日本における木材に関する日本と米国との交易係数は[日本における米国木材に対する需要額/日本における木材全体の需要額]、2)関東におけるICに関する関東と東北の交易係数は[関東における東北産ICの需要額/関東におけるIC全体の需要額]である。 - 中間製品
同一部門の中で生産され、その全てが自部門で消費されてしまう製品。
全国表では、取引額が相殺されて表面に出てこないため、生産額として計上していない(在庫、輸出分のみ計上)。ところが、地域表では、中間製品段階で地域間取引が行われるため、地域間交易の著しいものについては部門を設定(熱間圧延鋼半製品、粗糖など)。なお。地域表は全国表よりも中間製品の分だけ生産額が大きくなる。
その他
- 平成12年試算地域間産業連関表
経済産業省が公式に作成したものではありませんが、産業活動分析(平成18年年間回顧)で、建設投資の国内各地域に与える影響をみるために使用したものです。
最終更新日:2007.10.1