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クロスアポイントメント制度について
本件の概要
1.背景
新たなイノベーション創出のためには、大学や公的研究機関等の技術シーズが円滑に民間企業に「橋渡し」されることが重要であり、卓越した人材が大学や公的研究機関、企業等の壁を越えて、複数の組織において活躍できるような環境を整備することが必要とされています。そのためには、研究者等が、それぞれの機関における役割に応じて研究・開発及び教育に従事することを可能にするクロスアポイントメント制度の導入が有効です。
また「『日本再興戦略』改訂2014」(平成26年6月24日閣議決定)や「科学技術イノベーション総合戦略2014」(平成26年6月24日閣議決定)、「統合イノベーション戦略2019(令和元年6月21日閣議決定)」等においても、人材流動性の向上や若手の活躍機会創出のために、クロスアポイントメント制度の積極的な導入・活用が推奨されています。
2.クロスアポイントメント制度とは
クロスアポイントメント制度とは、研究者等が大学、公的研究機関、企業の中で、二つ以上の機関に雇用されつつ、一定のエフォート管理の下で、それぞれの機関における役割に応じて研究・開発及び教育に従事することを可能にする制度です。今回、内閣府の取りまとめの下、文部科学省、経済産業省でクロスアポイントメント制度の基本的枠組について検討するとともに、その実施に当たっての医療保険、年金等に関する各種法制度との関係等を制度官庁に確認し、「クロスアポイントメント制度の基本的枠組と留意点」として取りまとめました。今後、大学や公的研究機関、企業等の間でクロスアポイントメント制度が活用されることにより、研究者等の人材が組織の壁を越えて活躍することを通じて、イノベーション・ナショナルシステムにおける技術の橋渡し機能が強化されることを期待します。
- クロスアポイントメント制度の基本的枠組と留意点(PDF形式:311KB)
- (別紙)クロスアポイントメント協定書 作成要領(PDF形式:193KB)
- クロスアポイントメント制度の基本的枠組みと留意点に関するFAQ(PDF形式:136KB)
【追補版について】
大学等ー企業間におけるクロスアポイントメントをより促進することに主眼を置き、制度を利用する研究者等へのインセンティブ(混合給与の促進)や、制度導入に向けた手続きの明確化、労務・知財管理などの契約面における課題を整理し、追補版として取りまとめました。
- クロスアポイントメント制度の基本的枠組みと留意点【追補版】を取りまとめました(PDF形式:103KB)
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- クロスアポイントメント制度の基本的枠組みと留意点【追補版】(PDF形式:623KB)
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- (別紙)クロスアポイントメント協定書例(WORD形式:38KB)
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- (別紙)クロスアポイントメント締結のための大学内手続きの調整項目例(WORD形式:40KB)
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- 「クロスアポイントメント制度のススメ【リーフレット】」(PDF形式:692KB)
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- (概要)クロスアポイントメント制度の基本的枠組みと留意点【追補版】(PDF形式:213KB)
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- クロスアポイントメント制度の基本的枠組みと留意点【追補版】(文部科学省WEBサイト)
お問合せ先
イノベーション・環境局 イノベーション政策課
大学連携推進室
電話 03-3501-1511(内線 3371)