創薬ベンチャーエコシステム強化事業
近年の新薬の大半は創薬ベンチャーが開発したものであり、今般の新型コロナウイルス感染症のパンデミックに際していち早くワクチン開発に成功したのも創薬ベンチャーです。新薬の開発には多額の資金を要しますが、我が国の創薬ベンチャーエコシステムでは、欧米等と比較しても、必要な開発資金を円滑に確保しづらいのが現状です。
本事業では、大規模な開発資金の供給源不足を解消するため、創薬に特化したハンズオンによる事業化サポートを行う認定VCによる出資を要件として、特に前臨床、治験第1相、第2相期の創薬ベンチャーに対する実用化開発を支援します。
事業の詳細や公募情報については日本医療研究開発機構(AMED)のホームページをご覧ください。
バイオベンチャーと投資家の対話促進研究会
主に上場直前~上場後の創薬ベンチャーの抱える資金調達課題について検討するべく、2017年に「バイオベンチャーと投資家の対話促進研究会」を発足させ、論点抽出や政策検討を行ってきました。過去の研究会資料はこちら。
◆伊藤レポート2.0~バイオメディカル産業版~(バイオベンチャーと投資家の対話促進研究会報告書)
「バイオベンチャーと投資家の対話促進研究会」における論点抽出や政策検討の成果として、2018年4月に「伊藤レポート2.0~バイオメディカル産業版~」をまとめました。
2019年7月には、引き続き開催された研究会での検討内容を踏まえ、報告書を改訂しました。
◆バイオベンチャーと投資家の対話促進のための情報開示ガイドブック
バイオベンチャー自らが、投資家目線で必要とされる非財務情報を中心とした情報開示を進めるに当たっての手引きとするべく、『バイオベンチャーと投資家の対話促進のための情報開示ガイドブック』を策定しました。
『バイオベンチャーと投資家の対話促進のための情報開示ガイドブック』(PDF形式:6,253KB)◆東証の審査基準の明確化と上場廃止基準の見直し
上場前後のバイオベンチャーの抱える課題を解消すべく、東証への上場時の審査基準の明確化と、上場廃止基準の見直しを検討しました。
第8回 バイオベンチャーと投資家の対話促進研究会バイオベンチャーの上場に係る環境整備について(PDF形式:1,326KB)
スタートアップ支援策のご紹介
◆医療系ベンチャー・トータルサポート事業「MEDISO」(厚生労働省)
厚生労働省は「医療系ベンチャー・トータルサポート事業」の一環として医療系ベンチャーの総合ポータルサイトを立ち上げました。
医療系ベンチャー企業の皆様からの、研究開発、薬事承認、海外展開等のご相談を受け付けております。
※本事業については、厚生労働省までお問い合わせください。
◆新規事業・スタートアップ支援策
経済産業省のスタートアップ支援策についてはこちらのページにまとめています。支援策以外にも、関連ガイダンスや政府の取組についてまとめていますので、是非ご覧ください。
◆規制対応・規制改革
◆中小企業向け補助金・総合支援サイト「ミラサポplus」(中小企業庁)
中小企業支援施策(制度)の検索や、各制度の内容・申請方法等の確認ができます。
- 2024年6月4日 Japan Innovation Luncheonを開催しました
- 2023年6月8日 Japan Innovation Nightを開催しました
お問合せ先
商務・サービスグループ 生物化学産業課
電話:03-3501-1511(内線:3741)
FAX:03-3501-0197
最終更新日:2024年6月11日