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日野市環境共生部(東京都日野市) |
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【平成15年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰において経済産業大臣賞受賞】 |
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ごみ改革説明会風景 |
日野市は東京都のほぼ中央に位置し、人口およそ17万人・世帯数7万、多摩地区30市町村のなかで、面積は6番目、人口は8番目を占めています。 日野市のリサイクル率(総ごみ量のうち、リサイクルできる資源が占める割合)は、平成9年度で11.9%、多摩地区の平均21.0%を大きく下回っていました。また、不燃ごみの量も202.2g(1人/日)で、多摩地区の平均103.5gに比べると非常に高く、ともにワースト1。また、最終処分場への搬入量が、配分量(埋め立てて良い量)を超過し、追徴金の支払いが発生する寸前といった状況に陥りました。 昭和44年から、日野市ではダストボックス(ごみステーションに設置された大型のごみ箱)による、ごみ収集を行ってきました。いつでも捨てたい時に捨てられるといった利便性の反面、リサイクルできる資源が多く混じっている、出した人が特定できないためごみへの意識が低くなりやすい、といった問題点が指摘されてきました。昭和57年にいったんダストボックスの廃止を決めましたが、市民の合意が得られずに継続となったという経緯もありました。 しかし、ごみの量を減らし、ワースト1を返上するためには、ダストボックスを廃止し、戸別収集に切換えることが最良であるとの結論に達し、平成11年3月に、市長は「ごみ問題非常事態」を宣言。7,200個のダストボックスの撤収、そして40,000戸の戸別収集への切換え及び有料化という抜本的な転換を平成12年10月から開始すると決めました。1年間にわたって、市職員151名を動員して「ごみ改革説明会」を250自治会で600回実施しました。この説明会では、ごみ減量の緊急性、分別の徹底などを延べ3万人の市民に訴えました。さらに、ごみの減量・リサイクルを進めるためパトロール隊「まちの分別屋さん」を発足させ、市民のごみに対する認識と市民の合意形成の向上を図りました。 ごみ改革1年後、家庭系の可燃ごみと不燃ごみで51%の減量、資源ごみで176%の増量、総ごみ量で27%の減量と大きな成果を挙げることができました。 その後も減量効果を積極的に市民へ情報公開し、市と市民が一体となってのごみ減量への取り組みが継続されています。
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可燃ごみ収集風景 |
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リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰は、循環型社会形成に向けて3R(リデュース・リユース・リサイクル)に率先して取り組み、継続的な活動を通じて顕著な実績を挙げている個人、グループおよび事業所等を表彰するものです。 3Rの促進および意識の高揚を図ることを目的に、「リデュース・リユース・リサイクル推進協議会」の主催で表彰が行なわれています。 |
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