電気設備に関する技術基準を定める省令の一部改正について
本件の概要
令和2年5月15日
令和元年9月に関東地方に上陸した台風15号により、千葉県内にある鉄塔2基の倒壊事故や多数の電柱が損壊する事故の発生を受けまして、産業構造審議会保安・消費生活用製品安全分科会 電力安全小委員会の下に設置された「令和元年台風15号における鉄塔及び電柱の損壊事故調査検討ワーキンググループ」において、事故の原因究明や技術基準の適切性、再発防止策について、近年の自然災害を踏まえ専門的な観点から審議・検討を行ってまいりました。
上記ワーキンググループでの議論を踏まえ、令和2年5月13日付けで、以下の事項について改正を行いましたので、お知らせいたします。
①現行の基準風速40m/sを維持するとともに、40m/sについて「10分間平均」を明確化。
②特殊地形を考慮すること。
(従来より民間規格にて規定されていた3類型(山岳部、海岸周辺、岬・島しょ部)に加え、
今般の鉄塔事故事案の類型を追加)
③連鎖倒壊防止の対象を、特別高圧(送電線)から高圧(配電線)にまで拡大。
- 電気設備に関する技術基準を定める省令の一部を改正する省令(PDF形式:79KB)
- 電気設備に関する技術基準の解釈の一部改正について(PDF形式:94KB)
- 電気設備の技術基準の解釈(PDF形式:6,640KB)
- 電気設備の技術基準の解釈の解説(PDF形式:10,250KB)
お問合せ先
産業保安グループ 電力安全課