経済産業省
文字サイズ変更
アクセシビリティ閲覧支援ツール

火力発電所における安全確保の徹底について(注意喚起)

本件の概要

 

発電事業者各位
 

2022年7月5日
産業保安グループ
電力安全課
 

 7月2日(土)にJERA千葉火力発電所(千葉県千葉市)、7月3日(日)に東北電力(株)東新潟火力発電所(新潟県北蒲原郡聖籠町)において、それぞれ火災事故が発生しております。また、6月30日(木)には、常磐共同火力(株)勿来(なこそ)火力発電所(福島県いわき市)において、ボイラーの誘引通風機の不具合により運転停止する事故が発生しております。
 今般発生した火災の事故原因については現在詳細調査中ではありますが、原因として油漏れの可能性が推測されているとのことです。
 なお、火災事故の原因分析の状況については、当課からも随時共有してまいります。

 経済産業省としては、6月7日(水)付けで、発電事業者各位に対し、夏季の電力需要期並びに梅雨期及び台風期を迎えるに当たり、老朽火力及び再生可能エネルギー等発電設備を中心に巡視・点検を強化し、電気設備の事故の防止に万全を期すとともに、万が一の事故発生時にも早期復旧が可能となるよう事前対策の徹底に加え、事前の防災態勢の整備及び事故発生後の迅速かつ正確な情報発信(事故概要・復旧見通し含む。)についても徹底することを求めたところです。
 類似の事故を防止するため、火力発電所設置者等におかれましては、老朽火力に関わらず、特に油を使用している部位を中心に、巡視・点検の強化等、設備の安全確保の徹底に向けた更なる対応を取るよう改めて注意喚起いたします。
 

お問合せ先


産業保安グループ 電力安全課 電源班
 

経済産業省 〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1 代表電話 03-3501-1511
Copyright Ministry of Economy, Trade and Industry. All Rights Reserved.