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【注意喚起】太陽電池発電設備における氷雪起因の電気事故への注意喚起

本件の概要

令和7年11月21日

 

  近年、氷雪による太陽電池発電設備の電気事故が増加傾向にあります。太陽電池発電設備は屋外に設置されているため、積雪や氷雪の影響を受けやすく、降雪による太陽電池モジュールや架台の破損、粉雪の侵入による逆変換装置の故障など、様々な電気事故のリスクが高まります。特に豪雪地帯では被害が集中して発生する傾向にありますが、豪雪地帯以外でも事故が報告されており、いずれの場合も事前の備えが重要です。
  独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)では、11月20日に太陽電池発電設備の氷雪被害に関する分析結果を公表し、事故事例や被害傾向、事故リスクを低減するための対応ポイント等を紹介しております。
  設置者の皆様におかれましては、NITEのプレス発表を参考に、「氷雪における太陽電池発電設備の安全対策や積雪前の事前対策」などの措置を講じていただきますようお願いいたします。

  また、再エネ発電設備が損壊した場合、電気事業法の規定に基づく事故報告(電気事業法第106条)が必要となる場合があります。設置者の皆様は、被害の発生を知ってから24時間以内に所管の産業保安監督部へ報告してください。
  設置者以外の皆様におかれましても、損壊した再エネ発電設備を見かけた場合は決して近寄らず、最寄りの産業保安監督部や経済産業省または設置者までお知らせいただきますようお願いいたします。

 
太陽電池発電所での氷雪事故、9 割以上が豪雪地帯で発生(独立行政法人製品評価技術基盤機構)
https://www.nite.go.jp/gcet/tso/prs251120_00001.html
自然災害による再エネ発電設備の事故防止及び保安管理の徹底 (METI/経済産業省)
https://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/sangyo/electric/detail/shizensaigainocyuikanki.html
 

お問合せ先


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