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「OPEN CARE PROJECT AWARD 2023」表彰式を開催しました
介護を「個人の課題」から「みんなの話題」へ転換する取り組み・アイデアを表彰!
2024年3月14日
経済産業省が2023年3月に発足させたプロジェクト「OPEN CARE PROJECT」の中で、この度、介護を「個人の課題」から「みんなの話題」へ転換する取組やアイデアを「OPEN CARE PROJECT AWARD 2023」として表彰しました。
1.背景
2025年、第一次ベビーブーム(1947から1949年)に生まれた「団塊の世代」約800万人の方が後期高齢者になり、日本は世界に類を見ない超高齢社会を迎えます。さらに高齢者の増加に加え、少子高齢化・共働き世帯の増加という日本社会のメガトレンドを踏まえれば、自身の人生設計の中に「介護」というライフイベントを考慮せざるを得ないのは明白であり、介護の当事者も増加傾向になることが見込まれます。
また、従業員の介護発生に伴う労働生産性減少によるインパクトは大きく、働く家族介護者の課題に向き合っていくことは急務であり、仕事と介護の両立に関しては、介護休業・休暇等の制度的な対応に加えて、より実効的な支援が必要になります。
こうした課題への対応を進めていくに当たっては、よりポジティブな切り口で、広く「介護」に係る話題について社会での露出を上げていき、介護の実態を可視化するとともに、その課題について異業種含めて解決していくことが重要です。
こうした背景を踏まえ、経済産業省では、2023年3月に「OPEN CARE PROJECT」を発足させました。
2.「OPEN CARE PROJECT」概要
「OPEN CARE PROJECT」は、介護を「個人の課題」から「みんなの話題」へ転換することを目的としており、介護当事者や介護業務従事者、メディア、クリエイター、企業等、多様な主体を横断して、介護に関する話題を議論し、課題解決に向けたアクションを推進するプロジェクトです。
3.「OPEN CARE PROJECT AWARD 2023」について
OPEN CARE PROJECT AWARD 2023について
「OPEN CARE PROJECT AWARD 2023」は、「OPEN EPISODE」部門、「OPEN ACTION」部門、「OPEN IDEA」部門の3部門で構成。
応募総数144件から、部門ごとに部門賞と入賞を選定しました。
- 「OPEN EPISODE」部門:介護に関する前向きな実体験や、これまで介護に接点がなかった主体を巻き込むようなエピソード
- 「OPEN ACTION」部門:介護が個人の範囲を超えて、組織や社会の関心ごととなるために行われたアクション
- 「OPEN IDEA」部門:介護を「個人の課題」から 「みんなの話題」に変え、より多くの人がOPEN CARE PROJECTに参加しやすくなるアイデア
「OPEN CARE PROJECT AWARD 2023」表彰式
日時:2024年3月14日(木曜日)11:00から12:00
場所:経済産業省 未来対話ルーム
表彰式では、部門賞について、吉田経済産業大臣政務官より盾を授与しました。
当日の様子や受賞者の詳細はこちら
OPEN CARE PROJECT AWARD 2023部門賞(五十音順、敬称略)
「OPEN EPISODE」部門
「Youtubeで発信!在宅介護に色々なアイテムを導入」 細川愛香
「幻視が見えちゃったんです」 三橋 昭
「OPEN ACTION」部門
「介護の願いを叶える「ねかいごと」プロジェクト」
株式会社aba 代表取締役 宇井吉美「ビジネスケアラー・高齢者・支援者みんなが笑顔でハッピー」
株式会社whicker 代表取締役 山本智一
「OPEN IDEA」部門
「みんなの「ともに生きるケア」事例集」
金子智紀(慶應義塾大学大学院)「ビジネスケアラーの口コミを活用した介護と仕事の両立がしやすい企業の可視化」
洪 鵬(パーソルキャリア株式会社)
参考.OPEN CARE TALKS
OPEN CARE PROJECT AWARD 2023と併せて、Z世代やビジネスパーソンをターゲットにしたイベント「OPEN CARE TALKS」をSHIBUYA 109とEGG(新丸ビル)にて開催しました。
Z世代“ギャル”向け周知イベント「渋谷109介護ミライ会議」(2023年12月20日)
若者の象徴でもあるSHIBUYA109で、介護となかなか接することが少ないZ世代の学生の皆さんに向けて、介護アイデアに関するワークショップやトークセッションを行いました。
渋谷女子インターナショナルスクール 校長 赤荻瞳
新規事業担当者向け周知イベント「丸の内ミライ会議」(2024年1月18日)/共催:TMIP
新規事業に関わる方向けに、「介護」を「ひとつの産業」としてではなく、「コラボレーション産業」と捉え、介護領域で注目を集める新事業や新商品について最前線で活躍しているゲストを招いての議論や、介護・エイジング領域についてどんな取組を進められると良いか、参加者の皆さんとともに考えるトークセッションを行いました。
SOMPOケア株式会社 経営企画部リーダー 岡井啓明
担当
商務・サービスグループ ヘルスケア産業課長 橋本
担当者:水口、鶴山
電話:03-3501-1511(内線 4041)
メール:bzl-kaigo.community★meti.go.jp
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