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製品を使うとき

身の回りにひそむさまざまな製品事故

製品自体に原因のない事故の80%以上(※)が、使う人の誤った使い方や不注意によって起きています。ここでは、身の回りで起こりうるさまざまな製品事故について考え、製品事故から身を守るポイントを学んでいきましょう。

(※出典:独立行政法人製品評価技術基盤機構「身・守りハンドブック2010」より)

»右側のボタンをクリックして、身の回りにどんな製品事故がひそんでいるか見てみましょう。

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  • 天ぷらなべは大丈夫?
    【天ぷらなべの油から出火】ガスこんろに天ぷらなべをかけたまま目を離したため、なべの油が熱くなりすぎて出火 【製品を安全に使うポイント】●火のそばを離れない 天ぷら油は、強火で加熱すると約5~10分で自然発火する温度(370℃以上)に達します。火をつけたら絶対にその場を離れないようにし、離れるときはスイッチを必ず切りましょう。
  • レンジで温めすぎじゃない?
    【コーヒーが突然吹き出してやけど】少量のコーヒーを電子レンジで温めすぎたため取り出そうしたときに突然ふき出して、やけど 【製品を安全に使うポイント】●少量の飲み物は、様子を見ながら加熱 少量の食品や飲み物を電子レンジで加熱するときは、様子を見ながら適切な設定時間で加熱しましょう。
  • ストーブの上に洗濯物!!
    【洗濯物が落下して火災】ストーブの上に干していた洗濯物が落下して着火・火災 【製品を安全に使うポイント】●ストーブの上や近くで洗濯物を乾かさない 乾燥して軽くなった洗濯物がストーブの上に落下するおそれがあります。ストーブを洗濯物やカーテン、布団などの燃やすいものの近くで使用しないようにしましょう。
  • テレビから変な臭い?!
    【長期間の使用による事故】長く使っているうちに部品が劣化し、発煙・発火 【製品を安全に使うポイント】●定期的に点検・掃除 長い間製品を使用していると、部品などの劣化により事故が発生する場合があります。製品を安全に使うために日ごろから点検や掃除をしておきましょう。音やにおいなどの異常を感じたら、メーカーや販売店などに相談しましょう。
  • 電源プラグにほこりはたまっていない?
    【電源プラグから出火】たまったほこりに湿気や水分が加わり通電して発熱・発火 【製品を安全に使うポイント】●電源プラグはこまめに抜こう 定期的にプラグを抜き、乾いた布でほこりを取り除きましょう。また電源部分に水などがかからないように注意しましょう。
  • お風呂に水は入っている?
    【空だきで火災】浴槽に水を張らないまま運転スイッチを入れたため、空だきとなり、壁に着火して火災 【製品を安全に使うポイント】●浴槽に水が入っているか必ず確認 浴槽に水が入っていることを必ず確認しましょう。空だき防止装置が付いていない古い機種を使用している場合は、特に注意が必要です。
  • 洗濯機は止まっている?
    【洗濯物が指にからまりケガ】洗濯機が完全に止まっていないのに手を入れたため、回っていた洗濯物が指に絡みつき、ケガ 【製品を安全に使うポイント】●洗濯機が完全に止まっているか確認 洗濯機の回転が完全に止まるまでは、絶対に中の洗濯物に触れないようにしましょう。止まりが悪いなど異変を感じたら、すぐに使うのを止めてメーカーや販売店に相談しましょう。
 最近の事故事例はこちら

製品を使うときのポイント

自分の身に製品事故なんて起きないと思っていませんか?
身近にある製品と安全に長くつきあうためのポイントを学んでいきましょう。

取扱説明書を読むことは、
正しく製品を使うためにも大切なんだよ!ポイント1  取扱説明書をよく読もう
取扱説明書には製品の正しい使い方や点検の仕方、故障の見分け方など重要なことが書かれています。取扱説明書をよく読んで、製品を安全に正しく使いましょう。
ぼくエアコン。
日ごろから点検や掃除をしてね!ポイント2  定期的に点検・掃除をしよう
長い間使っていると、部品などの劣化により事故が発生する場合があります。製品を安全に使うために、日ごろから点検や掃除をしておきましょう。
音やにおいなどの異常を感じたら、メーカーや販売店などに相談しましょう。
このマーク知ってる?!
  • 危険マーク(一例)危険マーク(一例)
    製品の取扱いにおいて発火・破損・高温などに対する注意を呼びかけるマークです。
  • 指示マーク(一例)指示マーク(一例)
    製品の取扱いにおいて使用者に指示にもとづく行為を強制するマークです。
  • 禁止マーク(一例)禁止マーク(一例)
    製品の取扱いにおいて禁止する行為を示したマークです。