知りたい方

表彰・表示制度概要

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表示制度の愛称(プラスあんしん)の概要です。

表彰・表示制度の目的

高齢者やこどもなどによる誤使用や事故を未然に防ぐためには、製品側で事故リスクを低減することが求められます。そのため、誤使用などによる事故の未然防止に役立つ機能を持つ製品には、特別なマークを表示し、消費者が安全な製品を選択できるようにサポートいたします。

ロゴマークについて

このデザインは、製品の「特定のリスクや誤使用の防止」と「安心機能」を伝えることを目的としています。
暖かみのあるオレンジ色と全体の形状は、安心感や優しさを表現しています。
文字は背景とコントラストをつけることで、読みやすさと視認性を考えました。
また、ロゴをボタンのような形状のアイコンにすることで、ユーザーが瞬時に「+あんしん」の機能を理解できるようにしました。

「プラスあんしん」という略称の意図・趣旨について

  • 製品全体に対する本質的な安全性に「プラス」して、特定の誤使用等による事故を防ぐために対処・配慮した製品を対象にしたもの。
  • リスクという見えないものを伝える上で、客観的な基準に則した「安全」という概念よりも、主観的な「安心(あんしん)」という言葉が表現として馴染みやすいものと考えて提案。
  • なるべくポジティブに、直感的にも理解しやすい略称とするため、(製品固有の特定の事故リスクが相対的に下がるというマイナス面の減少よりも)ある特定の誤使用・不注意による事故に対してケアされた製品という特徴に光を当てる「プラス」の側面を強調したものとして、本制度の目的・趣旨に合致する略称として考案。

高齢層・若年層における重大製品事故の原因

一般的に年齢が高まるにつれ身体・認知機能が低下する傾向があるため、誤使用・不注意による重大製品事故割合は60代、70代、80歳以上で6割以上と、他の年齢層に比べて高くなっています。

重大製品事故の事故原因(2021年)

製品起因31% 誤使用・不注意等29% 原因不明29% その他10%

※2023年12月末時点の調査結果に基づくものであり、調査の進展を受けて件数に変更が生じる可能性があります。

製品起因と誤使用・不注意等の事故割合(2020年~2022年)

身体・認知機能が低下した高齢者に夜誤使用等事故が多くなっている

出典:消費生活用製品安全法に基づいて消費者庁から経済産業省製品安全課に通知された重大製品事故 (事故の受付日ベース)を基に経済産業省製品安全課で集計しています。

  • ※製品起因と誤使用・不注意等による重大製品事故の合計件数を分母とし、それぞれの割合を示したものです。

  • ※2022年12月末時点の調査結果に基づくものであり、調査の進展を受けて件数に変更が生じる可能性があります。

  • ※NITEによる事故調査の結果、負傷者等の年代が判明したものを計上しています。

  • ※事故にかかる複数人の年代が判明したものは、負傷者、使用者、所有者の順に優先して計上しています。

  • ※判明した年齢に幅がある場合や複数人負傷者等がいる場合、より低い年代で計上しています。

  • ※「小学生」は10歳未満、「中学生」「高校生」は10代、「大学生」は20代で計上しています。