多様化する決済手段;現金取引から決済サービスへ
2016年8月23日
最近では、フィンテック、ビットコイン、ブロックチェーンといった言葉を新聞や雑誌などで見たり聞いたりするようになりました。これらの言葉は、情報通信技術を活用した「決済」の技術革新に関連しています。
「決済」は、経済活動を支えるインフラ的サービスビジネスです。
現金ではない代表的な決済手段であるクレジットカードは、昭和30年代後半に日本に登場して以降、個人の生活に浸透していき、今やすっかり定着しました。クレジットカードを利用したショッピング(販売信用業務)は、今でも上昇傾向で推移しています。クレジットカードを主な決済手段とするネットショッピングでの支出が年々増えていることも、この上昇に一役買っています。
最近登場したICカードは、発行枚数こそ近年はほぼ25万枚で推移とそれほど大きな変動がない安定的な動きとなっていますが、ICカードを使った決済金額が増加しています。
また、電子マネーの分野では、ICカードだけではなくて、情報のやりとりのみで決済を行うサーバー型決済が金額を増やしています。
これらの現金を使用しない決済が個人消費に占める割合は、少しずつですが着実に増加しています。
こうしたクレジットカード、ICカード(電子マネー)の動向や、情報通信の課金・決済代行業務の動向などを可視化してまとめたスライド資料を、下記リンク先にまとめておりますので、是非お目通しいただけると幸いです。
- ミニ経済分析スライドのページ
- https://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikeizai/kako/20160823minikeizai.html
- PDFファイルのダウンロード
- https://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikeizai/pdf/h2amini057j.pdf
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