お酒をたしなむなら「外飲み」派、「家飲み」派?;酒類関連産業の動向と飲食消費行動の変化
2016年8月26日
皆さんは、お酒を飲まれる際、外のお店で楽しむ方が多いでしょうか、それとも家で楽しむ方が多いでしょうか?「お酒をたしなむなら『外飲み』派、『家飲み』派?」と題して、酒類関連産業の動向と飲食消費行動の変化を検証してみました。
- 酒類の生産・出荷指数(鉱工業指数)
- 「外飲み」の指標として「パブレストラン,居酒屋」指数(第3次産業活動指数)
- 酒類を消費者は主にスーパーで購入していることから、「家飲み」の指標としてスーパーの関連する売上高
について、ここ数年の推移や季節変動パターンを確認しています。
大まかにいうと、酒類の供給(生産、出荷)は、長期的に低下傾向で、年末に大きな盛り上がりがあり、夏場にも小さな盛り上がりがあります。
「外飲み」も長期的に低下傾向で、年末に特に大きく盛り上がりますが、夏場は盛り上がりません。
「家飲み」については、直接的な酒類の月次の販売データがないのですが、大型スーパーの飲食料品売上高や食品スーパーの「一般食品」の売上高の推移をみると、長期的推移については下がる様相ではありませんでした。こちらのデータも年末に盛り上がりますが、「外飲み」では見られなかった、夏場の小さな盛り上がりも確認することができました。
そのほか、第3次産業活動指数を使って、消費者向けの「外食」「内食」の構成比の変化についても確認しています。
下記リンク先には、これらの内容をグラフや表といったビジュアルで紹介するスライド資料をアップしておりますので、お目通しいただけると幸いです。
- ミニ経済分析スライドのページ
- https://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikeizai/kako/20160826minikeizai.html
- PDFファイルのダウンロード
- https://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikeizai/pdf/h2amini058j.pdf
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