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今年9月の対個人サービスは前月比0.8%と大きめの上昇。逆に、対事業所サービスは、前月比マイナス0.7%と4か月連続の低下。対個人と対事業所で、サービスの動きは対照的。 2017年11月10日

対事業所サービスは4か月連続低下、対個人サービスは2か月ぶりの上昇

第3次産業活動指数は、大きく「広義対事業所サービス」と「広義対個人サービス」に分けることができます。

9月の対事業所サービス活動指数は、指数値103.4、前月比マイナス0.7%と4か月連続の低下です。対個人サービス活動指数は、指数値105.8、前月比0.8%と2か月ぶりの上昇となりました。

9月は、対個人サービスは大きめの上昇を見せましたが、対事業所サービスの低下幅が大きく、サービス全体としては、前月比マイナスとなっています。3月以降は、対個人サービスの変動寄与によって、全体が動いていましたが、今年初めの1月、2月以来、9月は対事業所サービスの影響でサービス全体が変動しました。

第3四半期は、対個人サービスは横ばい、対事業所サービスの勢いは弱い

9月のサービス低下の主要因となった対事業所サービスですが、その第3四半期の指数も前期比マイナス0.6%と2期ぶりの低下となりました。他方、対個人サービスの第3四半期の指数は前期比横ばいでした。対個人サービスの第2四半期は前期比0.9%上昇でしたので、水準は高く、平成22年基準では歴代2位のレベルになっています。

そもそも、サービス産業全体の第3四半期の指数も歴代3位と高いレベルであり、この高い指数レベルが、対個人サービスの水準の高さによって生み出されていることが分かります。

9月の対事業所サービスの低下は、卸売業の低下寄与による

9月の対事業所サービスの低下は、卸売業の低下寄与によるものでした。というのも、対事業所サービスから卸売業を除外した指数は、実は、前月比0.6%上昇だったからです。対事業所サービスの前月比低下への低下寄与が大きかった系列を見ると、各種商品卸売業、医薬品・化粧品等卸売業、その他の卸売業、電気機械器具卸売業と上位5系列のうち4つが卸売業の内訳系列となっています。

卸売業は8月に前月比1.2%上昇でしたが、その反動減もあって9月はマイナス1.2%低下となっています。その中でも、産業使用者向け卸売業は、9月の前月比低下幅が大きく、かつ、9か月連続で前年同月比マイナスが続いており、産業使用者向け卸売業の調子の悪さが目立ちます。

9月の観光関連など、し好的個人向けサービスに勢いあり

9月の対個人サービスは大きめの前月比上昇となりました。対個人サービスは、生活必需的性質の強い非選択的サービスと、選択性の強いし好的サービスに分けられます。9月は、選択的、し好的の両サービスともに、前月比プラスでした。

9月の対個人サービスの前月比上昇に対する寄与としては、し好的サービスの寄与が大きくなっています。し好的サービスの指数値102.8も、今年の4月に続く2位の水準となっています。

外食関連(飲食店,飲食サービス業)や娯楽業、あるいは観光関連産業、コンテンツ関連産業の各指数は、9月揃って前月比上昇となって、8月からの反動分があるとはいえ、個人のサービス消費は順調だったと言えるでしょう。

結果概要のページ
https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/sanzi/result-1.html
参考図表集
https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/sanzi/result/reference/slide/result-sanzi-sanko-201709.html
『就職にも使える! 第3次産業活動指数』(マンガ)
https://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikaisetsu/slide/20160405ita_manga2016.html

問合せ先

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