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- コロナ禍前の水準まで戻った日系製造業のグローバル出荷;グローバル出荷指数 2021年第Ⅱ期(2015年基準)
コロナ禍前の水準まで戻った日系製造業のグローバル出荷;グローバル出荷指数 2021年第Ⅱ期(2015年基準)
内容紹介
グローバル出荷指数とは、製造業のグローバル展開を踏まえ、日系製造業の動向を内外一元的に捉えようとした指標です。日系製造業の動向を事業所ベースで捉えることとし、「鉱工業出荷内訳表・総供給表」と「海外現地法人四半期調査」の組合せにより、経済解析室で試算している指標です。
2021年第Ⅱ期のグローバル出荷について、以下の点を確認することができました。
- 2021年第Ⅱ期のグローバル出荷指数は、前期比1.0%と4期連続の上昇。
- 国内出荷は前期比2.0と4期連続の上昇、海外出荷は同マイナス0.8%と4期ぶりの低下。
- 業種別のグローバル出荷では、汎用・生産用・業務用機械工業の前期比は7.6%と4期連続の上昇となったほか、電気機械工業、化学工業、それ以外の業種計も上昇。一方、輸送機械工業は低下。
- 2021年第Ⅱ期のグローバル出荷指数全体の上昇に対し、国内拠点からの国内向け出荷である「国内ビジネス」は上昇寄与となったが、輸出向け出荷と海外現地法人の出荷の加重平均合計である「海外ビジネス」が低下寄与となり、グローバル出荷指数を押し下げた。
- 海外ビジネスの内訳をみると、日本国内からの輸出向け出荷は4期連続の上昇寄与となったが、海外現地法人における出荷は低下寄与となった。
- 地域別海外出荷では、ASEAN4、北米、中国(含香港)の前期比は低下。一方、それ以外の地域の前期比は上昇。
- グローバル化比率では、出荷海外比率は前期より低下、海外市場比率、逆輸入比も前期より低下。
詳細な内容につきましては上記スライドショーを御覧いただくか、
こちらのダウンロード用ファイル(PDF版)
を御覧下さい。
時系列データファイル(EXcel版)
もございますので、ご利用ください。
また、経済解析室ニュースに2021年第Ⅱ期のグローバル出荷指数の動向についての解説をアップしていますので、そちらもお目通しください。
経済解析ニュース | 内容 |
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【概要】2021年第Ⅱ期のグローバル出荷指数;2021年第Ⅱ期のグローバル出荷指数は、前期比1.0%と4期連続の上昇。国内拠点からの出荷は4期連続で上昇したものの、海外拠点からの出荷は4期ぶりに低下。 | 2021年第Ⅱ期のグローバル出荷指数の概要 |
問合せ先
経済産業省 大臣官房 調査統計グループ 経済解析室
電話: 03-3501-1511(代表)(内線2851)、03-3501-1644(直通)
FAX : 03-3501-7775
E-MAIL : bzl-qqcebc■meti.go.jp (■を@に置き換えてください)
最終更新日:2021年10月19日