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延長産業連関表

2-2.民間設備投資が国内生産に及ぼす影響分析


 96年度の民間設備投資(計画)をみると、調査期日が新しくなるほど増額修正されている。この増加分が、国内生産に及ぼす影響は、次のとおり。
  1. 全産業の生産額を9.36兆円(94年価格)誘発し、
  2. GDPベースにして、0.9%(94年価格)の押し上げ効果が見込まれる。
(1) 「民間総固定資本形成」の生産誘発効果は低下
  • 「民間総固定資本形成」の生産誘発係数は、輸入品の増加や「建築及び補修」のウェイトの低下などから、90年の1.9698から94年には1.8343へ▲ 0.1355ポイント低下
(2) 96年度の民間設備投資(計画)は、増額修正
  • 全産業の民間設備投資額(「法人企業動向調査」、96年12月調査)は、
    95年度(実績)は、前年度比 1.8%増加
    96年度(修正計画U)では、前年度比 11.2%増加
(3) 民間設備投資(94年価格)増加分により、直接、間接の生産誘発額は、9.36兆円(94年価格)誘発し、GDPを0.9%の押し上げる効果が見込まれる。
第3図 民間設備投資の増加が生産に及ぼす影響
民間設備投資の増加が生産に及ぼす影響
  • (ア)生産誘発された生産額は 9.36兆、94年の総生産額の1.1%に相当する。
  • (イ)付加価値誘発額は 4.91兆円で$94年の付加価値額の0.9%に相当する。

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