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- 鉱工業指数(IIP)
- 集計結果又は推計結果
- 結果の概要
鉱工業指数(鉱工業生産・出荷・在庫指数、製造工業生産能力・稼働率指数、製造工業生産予測指数)
集計結果又は推計結果
結果の概要
【最新プレス情報 平成26年5月分速報】(平成26年6月30日発表)
- 生産は横ばい傾向 -
- 今月は、生産は上昇、出荷は低下、在庫、在庫率とも上昇であった。
- 製造工業生産予測調査によると、6月低下の後、7月は上昇を予測している。
- 総じてみれば、生産は横ばい傾向にある。
項目 | 季節調整済指数 | 原指数 | ||
---|---|---|---|---|
指数 | 前月比(%) | 指数 | 前年同月比(%) | |
生産 | 99.8( 99.3) | 0.5(▲ 2.8) | 93.8 | 0.8 |
出荷 | 96.8( 98.0) | ▲ 1.2(▲ 5.0) | 90.7 | ▲ 1.0 |
在庫 | 108.3( 105.2) | 2.9(▲ 0.5) | 107.1 | 0.8 |
在庫率 | 107.3( 103.7) | 3.5(▲ 1.6) | 112.9 | 0.9 |
注1:()内は前月における確報値・前月比。
注2:▲はマイナスを示す。
1. 5月の生産・出荷・在庫動向
- 生産
生産は、前月比0.5%と2か月ぶりの上昇(前年同月比は0.8%の上昇)となり、指数水準は99.8(季節調整済)となった。 生産の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、繊維工業、電子部品・デバイス工業等であった。品目別にみると、反応用機器、マシニングセンタ、普通乗用車の順に上昇に寄与している。
- 出荷
出荷は、前月比▲1.2%と4か月連続の低下(前年同月比は▲1.0%の低下)となり、指数水準は96.8(季節調整済)となった。 出荷の低下に寄与した業種は、輸送機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業、化学工業(除.医薬品)等であった。
- 在庫
在庫は、前月比2.9%と2か月ぶりの上昇(前年同月比は0.8%の上昇)となり、指数水準は108.3(季節調整済)となった。 在庫の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業、窯業・土石製品工業等であった。
在庫率は、前月比3.5%と2か月ぶりの上昇(前年同月比は0.9%の上昇)となり、指数水準は107.3(季節調整済)となった。
2. 製造工業生産予測調査
製造工業生産予測調査によると、6月は前月比▲0.7%の低下、7月は同1.5%の上昇を予測している。 6月の低下は、輸送機械工業、その他、情報通信機械工業等による。7月の上昇は、はん用・生産用・業務用機械工業、化学工業、その他等による。
5月の実現率は▲2.6%、6月の予測修正率は▲1.3%となった。
平成26年 5月 | 平成26年 6月 | 平成26年 7月 | |
---|---|---|---|
平成26年 5月調査 | 1.7 | ▲ 2.0 | |
平成26年 6月調査 | ▲ 0.7 | 1.5 |
注)▲はマイナスを示す。
3. まとめ
5月の生産は、前月比0.5%の上昇となった。また、製造工業生産予測調査によると6月低下の後、7月は上昇を予測している。 総じてみれば、生産は横ばい傾向にある。
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