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- 第27回海外事業活動基本調査結果概要-平成8(1996)年度実績-
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3.海外現地法人の事業活動状況
海外事業活動基本調査
96年度の現地法人の事業活動は、総じて高水準を維持しているが、来年度以降については、97年度夏以降に発生したアジア通貨危機の影響が懸念されるところ。
- (2)収益の状況
- a.96年度の現地法人経常利益額は全産業で2兆867億円、製造業で1兆1869億円、非製造業で8999億円といずれも高収益を計上、94年以降続く増益基調を維持した。
- b.現地法人経常利益額を地域別に見ると、製造業ではアジアで過去最高を更新し、94年度から黒字に転換した欧米地域でも円安や米国の景気拡大を背景として、輸送機械、化学を中心に前年度を上回った。一方、非製造業では北米が最も高い伸びを示し、前年度と比較して約4倍の規模となった。アジアも順調に利益を拡大したが、ヨーロッパは400億円の減収となっている(図5)。
最終更新日:2007.10.1