我が国の対外直接投資の推移-平成12年6月16日公表-

海外事業活動基本調査

対外直接投資の動向

減少から増加に転じた我が国企業の対外直接投資

 98年度の対外直接投資金額は97年度と比較して、全産業では金額で136億米ドル、25%減少した。業種別では、製造業では金額で71億米ドル、37%の減少、非製造業では金額で65億米ドル、19%の減少となった。(第1-(1)-1図)
 地域別では、北米、アジアに対する投資は減少、ヨーロッパ、その他(中南米、中近東、アフリカ、大洋州)に対する投資は増加した。
 99年度については、98年度と比較して、全産業で261億米ドル、65%の上昇、製造業では301億米ドル、245%の増加、非製造業では40億米ドル、14%の減少となった。(第1-(1)-1図)
 地域別では、北米及びヨーロッパが増加、アジア及びその他(中南米、中近東、アフリカ、大洋州)がほぼ横ばいとなった。我が国の対外直接投資は全般的に増加に転じている。
(注)このデータの出典は、大蔵省の「対外直接投資届出・報告実績」による。

日本の対外直接投資推移

最終更新日:2007.10.1