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国際産業連関表

1990年日欧(英,仏,独)2国間国際産業連関表について

第2章 日欧(英,仏,独)経済構造の特徴と相互依存関係の分析
    -1990年日欧二国間国際産業連関表による-

8-1.欧州3か国は外需依存度が高く、日本は投資依存度が高い。

各国の国内生産がどのような最終需要によって誘発されているかについて、日本と欧州3か国を比較すると、まず、欧州3か国と日本はかなり異なっているが、欧州3か国はいずれも、似かよった生産誘発構造を持っていることがわかる。次に、日欧の外需依存度をみると、日本の11.4%に対して、欧州3か国はいずれも20%を越えており、日本より外需依存度が高い。一方、内需への依存度をみると、日本は投資への依存度が32.9%と欧州各3か国の20%未満を大きく上回っており、投資依存型の生産構造になっている(第6図)。

第6図 最終需要項目別生産誘発額の構成比(単位;%)
第6図

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最終更新日:2007.10.1
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