工業統計調査

1. 全事業所の状況 (4/55)

(5)出荷額

　出荷額は309兆3056億円、前回比▲1.9%の減少となった(第1-2表、第1-6図)。
　前回比をみると、木材・木製品製造業(前回比▲20.5%)、衣服・その他の繊維製品製造業(同▲19.2%減)、繊維工業(同▲17.9%減)、なめし革・同製品・毛皮製造業(同▲17.1%減)、家具・装備品製造業(同▲16.3%減)等の15産業が減少、精密機械器具製造業(同9.5%増)、石油製品・石炭製品製造業(同7.0%増)、飲料・たばこ・飼料製造業(同2.3%増)、輸送用機械器具製造業(同1.8%増)、電気機械器具製造業(同1.6%増)、出版・印刷・同関連産業(同1.5%増)等の7産業が増加している。
　出荷額の多い産業は、電気機械器具製造業の56兆4385億円(構成比18.2%)、次いで、輸送用機械器具製造業の45兆3311億円(同14.7%)、一般機械器具製造業の31兆7199億円(同10.3%)、食料品製造業の24兆8146億円(同8.0%)、化学工業の23兆2602億円(同7.5%)、金属製品製造業の17兆2150億円(同5.6%)、出版・印刷・同関連産業13兆9320億円(同4.5%)の順となっている。
　構成比を前回調査と比較すると、一般機械器具製造業(前回構成比に比べ0.4ポイント増)、電気機械器具製造業(同0.4ポイント増)、輸送用機械器具製造業(同0.4ポイント増)、出版・印刷・同関連産業(同0.2ポイント増)、石油製品・石炭製品製造業(同0.2ポイント増)、精密機械器具製造業(0.2ポイント増)等の8産業が拡大、ゴム製品製造業、なめし革・同製品・毛皮製造業等の5産業が横ばい、鉄鋼業(同▲0.4ポイント減)、金属製品製造業(同▲0.3ポイント減)、繊維工業(同▲0.2ポイント減)、衣服・その他の繊維製品製造業(同▲0.2ポイント減)、木材・木製品製造業(同▲0.2ポイント減)、窯業・土石製品製造業(同▲0.2ポイント減)等の9産業が縮小している。

(6)付加価値額

　付加価値額は115兆2799億円、前回比▲5.5%の減少となった(第1-2表、第1-7図)。
前回比をみると、石油製品・石炭製品製造業(前回比▲33.9%)、なめし革・同製品・毛皮製造業(同▲21.4%減)、木材・木製品製造業(同▲20.3%減)、衣服・その他の繊維製品製造業(同▲19.9%減)、家具・装備品製造業(同▲17.7%減)、繊維工業(同▲17.4%減)等の18産業が減少、
　精密機械器具製造業(同8.2%増)、飲料・たばこ・飼料製造業(同4.3%増)、輸送用機械器具
　製造業(同4.0%増)、出版・印刷・同関連産業(同0.6%増)の4産業が増加している。
付加価値額の多い産業は、電気機械器具製造業の18兆5188億円(構成比16.1%)、次いで、輸送用機械

先頭ページ　　前のページ　　次のページ　　最終ページ