工業統計調査

2. 従業者10人以上の製造事業所の動向 (13/55)

1.産業別の状況(従業者10人以上の事業所について)

(1)事業所数

　事業所数は、16万6905事業所、前年比▲5.3%と7年連続の減少であった(第2-2図、第2-1表)。

1. 1)　産業別にみると、全産業で減少しており、なかでも木材・木製品製造業(前年比▲12.1%減)衣服・その他の繊維製品製造業(同▲10.6%減)、家具・装備品製造業(同▲9.3%減)、繊維工業(同▲9.0%減)、なめし革・同製品・毛皮製造業(同▲8.3%減)の減少幅が大きい(第2-1表、第2-2図)。
   第2－2図　事業所数の産業別前年比
   （従業者10人以上の事業所）
   
2. 2)　事業所数の多い産業は、食料品製造業の2万789事業所(構成比12.5%)、一般機械器具製造業の1万8144事業所(同10.9%)、電気機械器具製造業の1万8083事業所(同10.8%)、金属製品製造業の1万7817事業所(同10.7%)、衣服・その他の繊維製品製造業の1万2202事業所(同7.3%)の順となっており、前年に比ベ一般機械器具製造業と電気機械器具製造業で順位が入れかわっている(第2-3図)。
   第2－3図　産業別事業所数の状況
   （従業者10人以上の事業所）
   
3. 3)　事業所数を従業者規模別にみると、20～29人規模(前年比▲7.6%減)、1O～19人規模(同▲5.0%減)、50～99人規模(同▲4.7%減)、100～199人規模(同▲4.1%減)、200～299人規模(同▲4.1%減)、30～49人規模(同▲3.9%減)等、全規模で大きな減少となっている。

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