第３次産業活動指数最新結果の概要

結果の概要【2016年5月分】(2016年7月12日発表)

－　第３次産業活動は一進一退　－

表１．第３次産業総合を大きく動かした業種と主な要因

業種名	主な要因
低下方向に影響した業種
卸売業	4月に高水準をみせた化粧品類取引など、小売不振を背景に小売業向け卸売業の低下が顕著だった。
事業者向け関連サービス	土木･建築サービス業のうち、3,4月が比較的高水準だった地質調査や測量が大きく低下。
生活娯楽関連サービス	美容業や洗濯業が低下したほか、旅行業などの観光関連も振るわなかった。

表２．大分類業種の前月比と寄与度

平成22年＝100
業種名	前月比(％) (寄与度)	前年同月比(％)
寄与した主な内訳業種	前月比(％) (寄与度)	前年同月比(％)
＜低下業種＞
卸売業	▲ 3.3 (▲ 0.47)	1.6
医薬品･化粧品等卸売業農畜産物･水産物卸売業食料･飲料卸売業	▲ 3.3 (▲ 0.47)	1.6
事業者向け関連サービス	▲ 4.2 (▲ 0.32)	2.6
土木･建築サービス業	▲ 4.2 (▲ 0.32)	2.6
生活娯楽関連サービス	▲ 1.8 (▲ 0.20)	▲ 5.1
美容業洗濯業冠婚葬祭業旅行業	▲ 1.8 (▲ 0.20)	▲ 5.1
運輸業,郵便業	▲ 1.2 (▲ 0.12)	0.1
一般貨物自動車運送業	▲ 1.2 (▲ 0.12)	0.1
不動産業	▲ 0.8 (▲ 0.06)	0.4
マンション分譲業	▲ 0.8 (▲ 0.06)	0.4
小売業	▲ 0.2 (▲ 0.02)	▲ 1.6
その他の小売業飲食料品小売業	▲ 0.2 (▲ 0.02)	▲ 1.6
＜上昇業種＞
医療,福祉	2.4 (0.32)	4.7
	2.4 (0.32)	4.7
金融業,保険業	1.2 (0.12)	1.8
全銀システム取扱高	1.2 (0.12)	1.8
電気･ガス･熱供給･水道業	1.7 (0.04)	▲ 1.3
電気業	1.7 (0.04)	▲ 1.3
物品賃貸業（自動車賃貸業を含む）	0.9 (0.02)	3.4
リース業	0.9 (0.02)	3.4
＜横ばい業種＞
情報通信業	0.0 (0.00)	2.1
	0.0 (0.00)	2.1