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- 第3章 地域別の売上高
- 2.従業者1人当たりの売上高
商工業実態基本調査
2.従業者1人当たりの売上高
従業者1人当たりの売上高
(注) ここでいう従業者1人当たり売上高は、売上高を常時従業者数で除して求めたもので、1人当たりいくら稼ぎ出したかをみたものである。
製造企業
製造企業における従業者1人当たり売上高(注)は、全国平均で3124万円となった。これを規模別にみると、中小企業では1785万円、大企業では5113万円となった。
これを地域別にみると、東京都の5080万円(中小企業2335万円)が最も高く、次いで愛知県の3370万円(同1968万円)、大阪府の3299万円(同2188万円)、兵庫県の2949万円(同1892万円)、神奈川県の2741万円(同1931万円)、静岡県の2633万円(同1763万円)となった。他方、従業者1人当たり売上高が比較的低いのは、長崎県の1243万円(同1113万円)を始め、高知県の1407万円(同1332万円)、島根県の1444万円(同1203万円)、佐賀県の1453万円(同1310万円)、秋田県の1467万円(同1132万円)、青森県の1496万円(同1147万円)などとなった。
卸売企業
卸売企業における従業者1人当たり売上高は、全国平均で9249万円となった。これを規模別にみると、中小企業では5700万円、大企業では1億4471万円となった。
これを地域別にみると、東京都の1億7064万円(中小企業8465万円)が最も高く、次いで大阪府の8886万円(同6749万円)、愛知県の7747万円(同6144万円)、福井県の6416万円(同5552万円)、兵庫県の6386万円(同5594万円)となった。他方、従業者1人当たり売上高が比較的低いのは、佐賀県の3735万円(同3563万円)を始め、和歌山県の3876万円(同3838万円)、長崎県の3910万円(同3483万円)、沖縄県の3928万円(同3626万円)などとなった。
小売企業
小売企業における従業者1人当たり売上高は、全国平均で2023万円となった。これを規模別にみると、中小企業では1451万円、大企業では2912万円となった。
これを地域別にみると、東京都の2741万円(中小企業1601万円)が最も高く、次いで大阪府の2398万円(同1463万円)、愛知県の2276万円(同1482万円)、兵庫県の2234万円(同1475万円)、石川県の2083万円(同1581万円)となった。他方、従業者1人当たり売上高が比較的低いのは、 大分県の1414万円(同991万円)を始め、沖縄県の1422万円(同1103万円)、長崎県の1428万円(同1195万円)、宮崎県の1442万円(同1215万円)などとなった。
飲食企業
飲食企業における従業者1人当たり売上高は、全国平均で562万円となった。これを規模別にみると、中小企業では550万円、大企業では585万円となった。
これを地域別にみると、島根県の681万円(中小企業677万円)が最も高く、次いで長野県の668万円(同645万円)、福井県の661万円(同648万円)、京都府の620万円(同540万円)、滋賀県の610万円(同631万円)、石川県の610万円(同607万円)、福岡県の605万(同564万円)となった。他方、従業者1人当たり売上高が比較的低いのは、沖縄県の360万円(同348万円)を始め、高知県の419万円(同401万円)などとなった。