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商工業実態基本調査

3.売上高営業利益率


(注) 売上高営業利益率とは、営業利益を売上高で除して求めたものである。売上高営業利益率は、企業の収益性、経営能率の良否を示す重要な比率で、利幅の程度を表す。

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 製造企業における売上高営業利益率(注)は、製造業平均で4.0%となった。これを規模別にみると、中小企業及び大企業とも4.0%となった。

 中小企業における売上高営業利益率を地域別にみると、滋賀県の5.4%が最も高く、次いで岡山県と大分県の5.2%、埼玉県の5.0%、山梨県の4.9%となった。他方、売上高営業利益率が比較的低いのは、鳥取県の2.7%を始め、富山県の2.9%などとなった。

地域別の売上高営業利益率(製造企業)

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 卸売企業における売上高営業利益率は、卸売業平均で1.1%となった。これを規模別にみると、中小企業が1.5%、大企業が0.9%となり、中小企業が大企業を0.6ポイント上回った。

 中小企業における売上高営業利益率を地域別にみると、宮崎県の3.0%が最も高く、次いで滋賀県と山口県の2.5%、岐阜県の2.3%、埼玉県と和歌山県の2.2%となった。他方、売上高営業利益率が比較的低いのは、山梨県の0.2%を始め、岩手県の0.5%、奈良県と香川県の0.6%などとなった。

地域別の売上高営業利益率(卸売企業)

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 小売企業における売上高営業利益率は、小売業平均で2.1%となった。これを規模別にみると、中小企業が3.5%、大企業が1.0%となり、中小企業が大企業を2.5ポイント上回った。

 中小企業における売上高営業利益率を地域別にみると、鹿児島県の6.1%が最も高く、次いで静岡県の5.2%、岐阜県の5.1%、宮崎県の5.0%、福島県と和歌山県の4.9%となった。他方、売上高営業利益率が比較的低いのは、栃木県の0.9%を始め、山形県と長崎県の1.5%などとなった。

地域別の売上高営業利益率(小売企業)

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 飲食企業における売上高営業利益率は、飲食店平均で8.6%となった。これを規模別にみると、中小企業が11.4%、大企業が3.6%となり、中小企業が大企業を7.8ポイント上回った。

 中小企業における売上高営業利益率を地域別にみると、島根県の20.2%が最も高く、次いで山形県と宮崎県の16.2%、埼玉県の14.5%、山口県の14.2%となった。他方、売上高営業利益率が比較的低いのは、鳥取県の7.4%を始め、長野県の7.9%などとなった。

地域別の売上高営業利益率(飲食企業)

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最終更新日:2007.10.1
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