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- 平成9年商業統計 大規模小売店舗統計編(小売業)確報
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商業統計
概況 大規模小売店舗内小売商店(商店数)
2.大規模小売店舗数
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(4) 売場面積
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- 50
未満で減少、50
以上で増加 -
1)大規模小売店舗内小売商店の売場面積
大規模小売店舗内小売商店(以下、「店舗内商店」という)の売場面積は、5496万7073
(小売業に占める割合42.9%)、前回比26.6%の増加となった。これを売場面積規模別にみると、50
未満が減少、50
以上が増加となっている。増加となった50
以上では500~1000
(前回比45.3%増)を中心にすべての規模で大幅な増加となっている。
第一種、第二種別にみると、第一種店舗内商店は3433万1819
(同28.2%増)、第二種店舗内商店は2063万5254
(同23.9%増)と、第一種、第二種ともに売場面積の大きな商店を中心に大幅な増加となった。
売場面積規模別の売場面積2)売場面積規模別の商店数
売場面積規模別に店舗内商店数の構成比をみると、売場面積50
未満の小規模商店が41.7%を占めているが、その割合は減少傾向にある。第一種、第二種別にみると、第一種大店舗では売場面積50
未満の商店が38.4%、第二種大店舗でも売場面積50
未満の商店が46.2%の割合となっており、第一種、第二種ともに50㎡未満の小規模店の割合が縮小している。
前回比をみると、売場面積50未満の小規模商店が減少、50
以上では商店数は増加となっている。第一種大店舗では、10
未満(前回比▲8.1%減)、10~20
及び30~50
で減少した以外は大幅な増加となっており、第二種大店舗も、100
未満の商店が減少、100
以上が増加と第一種、第二種いずれも商店の売場面積規模の拡大が顕著にみられる。
業種別に構成比をみると、各種商品小売業では売場面積3000以上の商店が81.2%を占め、前回に比べ2.1ポイント増と売場面積規模の拡大がみられる。織物・衣服・身の回り品小売業、飲食料品小売業では100
未満の比較的小さい規模の商店の割合が高く、家具・じゅう器・家庭用機械器具小売業、自動車・自転車小売業では500~1000
の比較的中規模の商店の割合が高い。
大規模小売店舗内小売商店の売場面積規模別の商店数第一種大規模小売店舗内小売商店の売場面積規模別の商店数第二種大規模小売店舗内小売商店の売場面積規模別の商店数大規模小売店舗内小売商店の売場面積規模別商店数3)売場面積規模別の年間販売額
売場面積規模別に店舗内商店の年間販売額の構成比をみると、売場面積3000
以上の商店の年間販売額が48.8%とほぼ半分を占めている。第一種大店舗では、売場面積3000
以上の商店の年間販売額が73.9%を占め、第二種大店舗では、売場面積500~3000
の商店の年間販売額が77.6%を占めている。
前回比をみると、売場面積50未満が減少、50
以上が増加となっている。第一種大店舗では、売場面積50
未満はすべて減少となっているが、面積規模が大きくなるにつれて減少幅は小さくなっている。また、1500~3000
が前回比49.1%増と5割近い増加となったのをはじめ、100
以上ではすべての規模で2桁台の増加となっている。第二種大店舗では、売場面積10~30
の2桁台の減少をはじめ、売場面積100
未満で減少となったが、売場面積100
以上では500~1000
が前回比35.1%の増加となったのをはじめ他の規模も大幅に増加となっている。
大規模小売店舗内小売商店の売場面積規模別の年間販売額第一種大規模小売店舗内小売商店の売場面積規模別の年間販売額第二種大規模小売店舗内小売商店の売場面積規模別の年間販売額大規模小売店舗内小売商店の売場面積規模別年間販売額の構成比大規模小売店舗内小売商店の売場面積規模別、業種別の商店数(その1)大規模小売店舗内小売商店の売場面積規模別、業種別の商店数(その2)大規模小売店舗内小売商店の売場面積規模別、業種別の年間販売額(その1)大規模小売店舗内小売商店の売場面積規模別、業種別の年間販売額(その2)