経済産業省
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商業統計

概要(32/65)


10.商業集積地区の特性区分別

 消費者ニーズの多様化、モータリゼーションの進展などを背景として新しい業態店の登場、ロードサイドヘの大型店の進出、モール形式によるショッピングセンターの立地など、小売業には近年著しい変化がみられる。このため、商業の核となる商業集積地区、いわゆる商店街について平成9年調査から立地状況を特性付けした。

(1)特性区分別の商店数


商店数

商業集積地区
特性区分別
商店数(店)
9年 構成比(%)
商業集積地区 619,983 100.0
  駅周辺型 209,861 33.8
市街地型 149,002 24.0
住宅地背景型 204,369 33.0
ロードサイド型 36,047 5.8
その他 20,704 3.3

1) 構成比
 構成比をみると、駅周辺型(JR、私鉄などの駅(地下鉄、路面電車を除く)周辺に立地)が33.8%と最も高く、次いで、住宅地背景型(住宅地や住宅団地を後背地として立地)が33.0%、市街地型(都市中心部にある繁華街やオフィス街に立地)が24.0%、ロードサイド型(郊外にあって国道や主要道路の沿線中心に立地)が5.8%、その他(上記のいずれにも該当しない地区で観光地や神社、仏閣周辺などに立地)が3.3%となっている。


2) 経営組織別商店数
 法人商店では駅周辺型(構成比38.6%)が最も高く、次いで、住宅地背景型(同25.9%)、市街地型(同25.2%)となっている。個人商店では住宅地背景型(同39.2%)が最も高く、次いで、駅周辺型(同29.6%)、市街地型(同23.0%)と個人商店は生活圏内地域での割合が高い。

経営組織別商店数
商業集積地区
特性区分別
法人 個人
9年 構成比1(%) 構成比2(%) 9年 構成比1(%) 構成比2(%)
商業集積地区 292,542 100.0 47.2 327,441 100.0 52.8
  駅周辺型 133,066 38.6 53.9 96,795 29.6 46.1
市街地型 73,746 25.2 49.5 75,256 23.0 50.5
住宅地背景型 75,900 25.9 37.1 128,469 39.2 62.9
ロードサイド型 22,460 7.7 62.3 13,587 4.1 37.7
その他 7,370 2.5 35.6 13,334 4.1 64.4

注.構成比2は、各特性別計(法人+個人)を100%とした。


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最終更新日:2010.11.2
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