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商業統計

4.単位当たりの年間販売額

1.1商店当たりの年間販売額
第16表 1商店当たりの年間販売額
第16表 1商店当たりの年間販売額
 1商店当たりの年間販売額は15億2000万円、前回比0.7%の増加となった。
 流通段階別にみると、「第1次卸」は商店数、年間販売額ともに減少となったが、商店数の2桁の大幅な減少に対し年間販売額は減少がわずかなものであったことから「第1次卸」全体では19億9600万円、前回比16.2%の大幅な増加となった。うち、「直取引卸」は21億2600万円、同21.3%の増加、「元卸」は16億8000万円、同3.2%の増加となった。「第2次卸」は商店数は微増、年間販売額が2割を超える減少となったことから7億6400万円、同▲25.8%の大幅な減少となった。うち、「中間卸」は商店数が1割の増加となったものの、年間販売額が4割を超える減少となり、10億4500万円、同▲47.2%の大幅減、「最終卸」は商店数、年間販売額とも減少しているものの、年間販売額の減少幅が大きかったことから6億6300万円、同▲8.6%の減少となった。「その他の卸」は年間販売額が増加したことに加え商店数が1割近い減少となったことから23億1400万円、同14.2%と大幅な増加となった。
2.従業者1人当たりの年間販売額
 従業者1人当たりの年間販売額をみると、従業者数の減少幅が大きいこともあり、1億2100万円、前回比2.5%の増加となった。
 流通段階別にみると、「第1次卸」は年間販売額が小幅な減少となったものの、従業者数が2桁の減少となったことから1億3800万円、同16.0%と大幅に増加した。うち「直取引卸」、「元卸」ともに従業者数が大幅に減少しており、「直取引卸」では年間販売額がわずかながら増加したことから1億4200万円、同20.3%と2割を超える増加、「元卸」は年間販売額も2桁の減少となったことから1億2800万円、同5.8%の増加となっている。「第2次卸」は年間販売額が2割を超える大幅な減少となったことから7600万円、同▲24.0%の大幅な減少となった。うち「中間卸」は1億円、同▲44.4%の減少、「最終卸」は6700万円、同▲6.9%の減少となった。「その他の卸」は年間販売額の増加幅は小さいものの、従業者数が1割近くの減少となったことから1億5600万円、同12.2%と2桁の増加となった。
第17表 従業者1人当たりの年間販売額
第17表 従業者1人当たりの年間販売額
第9図 卸売業の流通段階別、1商店当たり・従業者1人当たりの年間販売額
第9図 卸売業の流通段階別、1商店当たり・従業者1人当たりの年間販売額
 単位当たり年間販売額は、多段階卸である「中間卸」では大幅に減少しているものの、「第1次卸」の「他部門直取引卸」が大幅な増加となっており、卸売業においては流通経路の短い部門での増加が大きい。

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最終更新日:2007.10.1
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