産業標準化推進月間

 

産業標準化について、国民の関心を喚起するとともに、産業標準化に携わる関係者の産業標準化活動に係る意識の一層の高揚と推進を図るため、毎年10月を「産業標準化推進月間」として定め、次のような各種広報、表彰、講演会の開催などを実施しています。

参考1:本制度は昭和29年に「工業標準化振興週間」として開始し、平成6年に「工業標準化推進月間」と改め、令和元年から産業標準化法の施行にあわせ「産業標準化推進月間」に改めています。

参考2:国際標準化デー(10月14日:ISO(国際標準化機構)の創立を決議した日)を含む10月に毎年実施しています。

1. 産業標準化事業表彰

昭和28年から産業標準化活動で顕著な功績のあった者等を顕彰する表彰事業を実施。
①内閣総理大臣表彰(1名。平成19年新設。国際標準化関連)
②経済産業大臣表彰(個人、組織併せて25以内。昭和28年創設)
③産業技術環境局長表彰(原則30名以内。平成19年新設。産業標準化貢献者及び国際標準化奨励者)

2. 広報活動

ポスター作成・配布
ポスターを作成し、関係省庁、都道府県、JIS原案作成団体、消費者団体、標準化活用支援パートナー機関に配布(令和4年度は、全国1,980ヶ所、3,449枚)

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令和4年度産業標準化推進月間ポスター

3.農林水産省との連携 

 食品・農林水産品やこれらの取扱い等の方法などについての規格(JAS)を所管する農林水産省においては、毎年11月をJAS普及推進月間と位置づけております。
 経済産業省は農林水産省と連携し、標準化の推進に努めてまいります。

4.講演会  ※令和2年度及び3年度の開催は中止としております。 

 令和元年10月8日に開催された産業標準化事業表彰式より今年度内閣総理大臣表彰受賞者 梶屋俊幸氏による特別講演及びパネルディスカッション「動き出した、サービス標準」の模様を収めた動画を公開しています。ぜひご覧ください。
※外部サイト(YouTube「metichannel」)へリンクしています。

受賞者特別講演「IEC適合性評価制度への取組みと次世代標準化人材への期待」

 講演者:梶屋 俊幸 氏(令和元年度内閣総理大臣表彰受賞 一般社団法人セーフティグローバル推進機構 理事)

パネルディスカッション「動き出した、サービス標準」

 令和元年7月1日に改正JIS法が施行され、対象範囲に新たに「サービス等」が追加されました。サービスの標準化(サービス規格)と言うと漠然としており、難しそうに聞こえるかもしれませんが、今回はそのようなサービス規格を制定した(または開発中の)関係者の方々に登壇いただき、規格の概要や規格化した意義、標準を活用したビジネス戦略についてディスカッションしていただきました。
モデレーター:持丸 正明  氏(国立研究開発法人産業総技術合研究所 人間拡張研究センター センター長)
 パネリスト:二宮 秀彰  氏(一般社団法人シェアリングエコノミー協会)
       大河原 克彬 氏(ヤマトホールディング株式会社 経営戦略マネージャー)
       中坊 嘉宏  氏(国立研究開発法人産業総技術合研究所 ロボットイノベーション研究センター
               ディペンタブルシステム研究チーム 研究チーム長)
       新井  亨  氏(株式会社JERA 東日本O&M営業部 部長)
       遠藤 智之  氏(一般社団法人日本規格協会 システム系規格開発ユニット社会システム系規格チーム 係長)

お問合せ先

産業標準化推進月間について
産業技術環境局 基準認証政策課 基準認証調査広報室
電話:03-3501-9245(直通)
FAX:03-3501-7851
E-MAIL:bzl-kijun-Koho@meti.go.jpメールリンク

最終更新日:2022年11月1日